備前国一ノ宮:吉備津彦神社
岡山市北区一宮1043
JR桃太郎線「備前一宮駅」下車徒歩3分
古代より背後の吉備の中山に巨大な天津磐座(神を祭る石)磐境(神域を示す列石)を有し、山全体が神の山として崇敬されてきました。第10代崇神天皇の御世に四道将軍として遣わされた大吉備津彦命もこの山に祈り吉備の国を平定し、その後も吉備中山の東麓に永住し、諸民と国を深く愛し、吉備の国をすばらしい国にしたので、人々は現人神として崇め奉りました。それが、吉備津彦神社のはじまりとなります。後に佛教が入り正宮、本宮、摂末社合わせて51社を具え神宮寺や法華堂も建ちいよいよ御神威は広大無辺に広がり古代気比大神宮・大社吉備津宮とも称され朝廷直属の一品一宮、吉備大明神として武将庶民に至るまで厚く崇敬されてきました。夏至の日には朝日が鳥居の正面から登ることから「朝日の宮」とも呼ばれています。 (岡山観光ネットより)
一の鳥居
鳥居前には備前焼のかなり大きな狛犬さん
鳥居をくぐり、参道を進むと、左右に亀島・鶴島神社がある
随身門
手水舎
御神木
境内には平安杉という名の、樹齢千年以上とされる御神木がそびえています
「この大杉に龍が宿る」という伝承もあり、吉備津彦神社のシンボルともなっています