備中一之宮:吉備津神社
岡山県岡山市北区吉備津931
矢置岩と手水舎
吉備津神社の御祭神・大吉備津彦大神は四道将軍として山陽道に派遣され、温羅という悪者を平定し、吉備国に平和と秩序を築きました。吉備国の総鎮守で、県内では最も古く大きな神社です。創建について詳しいことは分かっていませんが、社伝によれば仁徳天皇がこの地に行幸された時に御創建になったもので、延喜式では名神大社。やがて一品の神階を授けられました。三備(備前・備中・備後)の一宮として全国の人々から深く信仰されています。(岡山観光ネットより)
御本殿から南の本宮社をつなぐ約400m続く廻廊(県指定文化財)
突き当りにいるのが笑う神馬
北随身門・・補修中
御竈殿には、御祭神により退治された鬼の首が埋められているという伝説があり、現在でも鳴釜神事が執り行われています。御釜の鳴り具合によって吉凶禍福を占うという神事であり、その霊験は少なくとも室町時代には天下に有名であり、江戸期の怪奇小説『雨月物語』にも登場します。 (岡山観光ネットより)
拝殿と扁額
現在の吉備津神社の本殿及び拝殿は1425年(応永32年)に室町幕府三代将軍・足利義満が、天皇の命により再建されたものです。約30数年の歳月をかけて完成しました。室町時代初期の代表的建造物で『比翼入母屋造り』と言いますが、全国唯一の造りとして『吉備津造り』と呼ばれ、国宝に指定されています(岡山観光ネットより)
大きさは桁行き48尺3寸(約14.6m)、梁間58尺3寸6分(約17.7m)、棟高(土台下端から箱棟上端まで)39尺6寸(約12m)、建坪 78坪3強(約255m²)の大建築。(岡山観光ネットより)