26日(現地時間)に閉幕するマラガ映画祭で、キューバ映画"Últimos días en la Habana(ラストデイズ・イン・ハバナ)"(フェルナンド・ペレス監督)が最優秀イベロアメリカ映画賞を獲得しました。
映画紹介については、またしても、アリ・ババ39ブログでお読みください。
http://aribaba39.asablo.jp/blog/2017/03/08/8396955
(アリ・ババ女史、いつもお邪魔してすみません。)
トレーラー
アリ・ババ女史も書かれているように、本作にはトマス・グティエレス・アレア監督の名作『苺とチョコレート』へのオマージュが込められています。
ペレス監督いわく「ストーリーはまったく異なるが、魂は同じ。だから時代の魂が透けて見える」
「今のキューバがどれほど欠乏状態にあり、そのことがいかにモラルや価値観を損なっているか、この映画は語っている」
「私の国では、現実をありのままに語っているのは映画と文学。新聞や他のメディアは、あるべき姿しか映さない。」
かつてグティエレス・アレア監督は母国キューバのこと(キューバ映画ではない)を「シナリオは素晴らしいのだが演出面に課題が多く残る」と言った。
その言葉を踏まえ、ペレス監督は「シナリオは今も良い。あとは我々が成功作を撮れるかどうかだ」と言って笑った。
参照記事:http://cartasdesdecuba.com/los-ultimos-dias-en-la-habana-de-fernando-perez-en-el-festival-de-malaga/