『Cuba baila (キューバは踊る)』 | MARYSOL のキューバ映画修行

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【キューバ映画】というジグソーパズルを完成させるための1ピースになれれば…そんな思いで綴ります。
★「アキラの恋人」上映希望の方、メッセージください。

1959年3月に発足したICAICが製作した初の長編映画2本のうち、1本はすでに紹介した『レボルシオン―革命の物語り―』(トマス・グティエレス・アレア監督)。

そしてもう一本が、フリオ・ガルシア・エスピノサ監督『Cuba baila(キューバは踊る)』です。こちらはあいにく未見のため資料をもとに紹介します。

Cuba baila

Cuba baila(キューバは踊る)/1960/35mm/モノクロ/81分
封切り日:1961年4月8日
(試写は’60年12月初めに既に開催されていた)
監督:フリオ・ガルシア・エスピノサ
脚本:フリオ・ガルシア・エスピノサ、アルフレド・ゲバラ、
    マヌエル・バルバチャーノ・ポンセ
撮影:セルヒオ・ベハル
編集:マリオ・ゴンサレス
録音:エウヘニオ・ベサ
出演:ラケル・レブエルタ、アルフレド・ペロッホ他
内容:
娘の15歳のお祝いを盛大に祝ってやりたいと願う母を通して、革命前のプチブルの野心と失敗を描く。


§マヌエル・バルバチャーノ・ポンセと契約を結び、ICAICで初のメキシコとの合作映画となった本作には、脚本でもバルバチャーノ・ポンセが、撮影ではセルヒオ・ベハル(『レボルシオン(第三話を担当)』が参加している。