初めて長津宏文さんのライブを観たのは2009年11月15日。会場は小さな喫茶店のようなところで10人も入れば満席となるくらいのお店だった。
その時、長津さんの対バン相手が竹原ピストルさんだった。完全生音ライブ。しかも入場無料。今では考えられない。何が起こるかわからない…ライブには足を運ぶべき。
竹原さんのことは野狐禅の時から知っていたけど長津さんのことは全くの未知数だった。
事前に得た情報といえば『札幌LOG』というライブハウスのオーナーであり竹原ピストルさんもずいぶんお世話になった老舗のハコであるということくらい。
ステージは竹原さんからで長津さんは2番手だった。
圧巻だった竹原さんのステージの後の空気を楽しむかのようにソロリと和やかにそのライブは始まった。しかし眼光に含まれた凄味に真剣勝負だったことを見逃さなかった。
味わい深い古酒のような歌の数々…
ライブ後、少ない手持ちの中から『昭和少年』というライブアルバムを購入ししばらくヘビーローテションで聴き漁った。
それからしばらくして長津さんが体調不良であることが風の便りで届いた。無事を祈っていたら完全復活の報が届いた。
2012年10月6日、コロフェス初日にも出演していただく。師である長津さんのステージをブルーシートの上に座りジックリと聴いていた竹原ピストルさんの姿が印象的だった。
その翌年の2013年2月26日、札幌までの飛行機代を見て居ても立っても居られなくなり札幌LOGへ。札幌雪まつりが終えた後の雪深い2月に弾丸。飛行機代は片道2990円と格安だった。このときは長津さんもずいぶん驚かれていた。
RINCOLOライブのあと二人で一升瓶空けたり、福島へ衰退羞恥心(現・thing of gypsy lion)のお世話によりブッキングしてくれた長津さんのライブを観に行ったり…気がつくと長津さんの歌を聴いていた。
グサリと突き刺さるのではなく、ゆっくり染み込んでくる長津さんの歌。
9/20のライブではPA席に酒を持ち込みチビチビと呑みながら、胃に酒が染み込み、心に歌が染み込む感覚を愉しむのだ。生を感じる時。至福の時。
☆9月20日(水)
《長津宏文@RINCOLO》
開場 18:30
開演 19:30
予約 2000円(1drink付)
当日 2500円(1drink付)
◆ウェルカム・アクト
・YUMA
・モーリーケイスケ
※当日、名乗りがあれば受け付けます。
予約メール→rincologotenba@gmail.com
fbイベントページの参加ボタンをポチっても予約完了→https://www.facebook.com/events/315111312285733/?ti=icl
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