AP療法1クール目
7/6(水)~8(金)
2泊3日の入院です
A:ドキソルビシン
P:シスプラチン
<ドキソルビシン>
・シスプラチンに次いで吐き気・嘔吐の発生頻度が高い。
・心臓障害が起こりやすい。
・骨髄抑制、脱毛など。
<シスプラチン>
・高い腫瘍収縮効果がある反面、激しい副作用あり。
・最も深刻なのは腎機能障害。
(↑これの為に毎回入院が必要)
・吐き気・嘔吐・食欲不振はかなり強い。
・骨髄抑制など。
結果的に・・・
この組み合わせの強力な副作用で
退院後10日間も完全にダウンすることに。。。
7/6(水)
病院までは
1時間半ちょっと。
8:20に自宅出発です
電車・・・座れた
良かったぁ。
抗がん剤治療について
詳しく聞いてなかったから
先生、看護師さんから
いろいろ説明あり。
12:00には採血。
その後、
点滴のルート確保。
私の血管。
細くてなかなか出てこない。
O先生が慎重に・・・
30分近くかけてやっと。
ほんとはひじ側に近い方が
血管も太くていいんだけど
血管が先生の手に触れない
手首に近いところで何とか。
利き手だし
手首に近いから
なるべく動かさないように
しないといけなくて大変
O先生・・・
ところどころ関西弁
聞いてみたら
出身は関東だけど
2年間大阪勤務だったらしく
2年間でなんちゃってじゃなく
本物の関西人みたいな関西弁(笑)
おまけにお話好きな面白い先生
こんなところで
関西弁で話せるとは~
投与前日は4時間かけて
ソルラクト 1000ml
(シスプラチンの為の水分負荷)
その他
お水もなるべくたくさん飲む。
ソルラクト点滴中に
患者会友達のKさんが
顔を見に来てくれた
「退院の日は
一人で電車で帰る」
って言ってたら
心配だから来てくれるって。
7/7(木)
いよいよ抗がん剤投与の日
この日は12時間・・・点滴です。
心電図も装着。
点滴針のところが痛い
このままじゃ無理でしょ
ってことで・・・
看護師さんが
点滴針入れ直し。
入らない・・・。
やり直し。
O先生登場。
入らない・・・。
やり直し。
他の先生が来て
仕方なく手の甲に。
血管が細いから
通常より細い針。
これで退院まで
持ちますように
2時間かけて
ソルデム3A 500ml
(シスプラチンの為の水分負荷)
ソルデムの最後の方に
吐き気止め 15分
デキサート
アロキシ
治療薬 10分
ドキソルビシン
生理食塩水20ml
これが噂の赤い点滴
ドキソルビシンです。
右手点滴中だったから
撮影は先生にお願いしちゃった
初回ということもあって、
投与中ずっと先生がつきっきり。
お喋りしながら
あっと言う間に終了です。
またまた4時間かけて
ソルラクト 1000ml
(シスプラチンの為の水分負荷)
吐き気止め(制吐剤)
イメンドカプセル
シスプラチンが始まる
1時間半前に飲む。
イメンドカプセルは3日間。
特に吐き気等なし。
良かった
7月7日は七夕。
夕食には・・・ちらし寿司。
錦糸卵で天の川
人参が星型に~
緑のおくらも
何気に断面が星型
そして名前が書いてある
いつもの紙に七夕のイラストが。
夕食が終わってから・・・
2時間かけて
シスプラチン
生理食塩水 400ml
ここでもO先生が
しばらくつきっきり。
看護師さんが
私の再建のお胸と傷が
すごくキレイって
O先生と看護師さんとで
垂れすぎてると
シリコンじゃ難しい
看護師さんが
「私は垂れてるから無理~」とか
O先生と
「垂れ具合見たことないし(笑)」とか
ある程度胸のサイズが
あった方がキレイになるとか
しばらくの間
再建お胸話で盛り上がり~
シスプラチン投与中も
特に吐き気とかなく
シスプラチンの点滴中
看護師さんが何回もチェック
もうすぐ終わるギリギリまで
マメに見に来てくれてたのに
何故か終わってから
しばらく放置。。。
(ナースコールすれば良かった)
夜間で看護師さんも少なくて
人手不足だったのかな。
30分近くそのままに。
そしたら手の甲の点滴
入っていかない
詰まってしまったのか
ここにきて
また点滴針の入れ直し
と言っても・・・
どこも入るところがなくて
最後はひじの内側。
ひじが曲げられない。
最悪の場所
しばらく時間を置くと
点滴が入りづらくなるみたいで
そのせいかどうか・・・
でも、すぐにソルラクトを
入れてもらってたらと思うと
なんか最後の最後に
ガッカリ感大。
しかも、シスプラチンは
早く体外に出さないといけないのに
結局1時間も
点滴スタートが遅れたし。
最後に4時間かけて
ソルラクト 1000ml
(シスプラチンの為の水分負荷)
21:30ソルラクトの点滴スタート
しばらく寝ていたら
23:40に血圧測定。
目が覚めたら・・・
気持ち悪い。
ずっと気持ち悪い。
7/8(金)
日付が変わって・・・
1:00に吐き気止めの点滴追加。
それからもずっと気持ち悪い。
退院日も4時間かけて
ソルラクト 1000ml
(シスプラチンの為の水分負荷)
夜中のうちに点滴スタート。
6:00に起きたら
やっぱり気持ち悪い。
もうそれから退院時間まで
ずっとずっと気持ち悪いまま。
8日から3日間は
吐き気止めがもう1種類。
デカドロン錠
(朝夕食後 1錠ずつ)
それにしても気持ち悪い
朝食も食べるどころじゃなく
(右手も使えないし)
こんな状態で退院できるの
と思いながら先生にも
気持ち悪いって訴え続けて
吐き気止めの飲み薬を
追加で処方してもらうことに。
でもこれ・・・
全然って言うぐらい効かなかった。
・気持ち悪いけどお水は飲めてる。
・何とかトイレも行ける。
・しんどいけど平熱
と言うわけで退院決定
まさか退院日に
こんなに気持ち悪くなるとは
旦那の迎えも無いのに。。。
入院日に来てくれた患者会友達が
退院日にも来てくれて
ほんとに良かったです。
電車で私が座れるところまで・・・。
平日のお昼だから空いてるかな
と思ってたのに・・・
乗り換え駅にやって来たのは
満員電車
1本見送ったけど、
次も満員電車
仕方無いから乗り込んで
友達の誘導で何とかつり革を確保。
途中の駅で
斜め前の席が空いた
友達がすかさず
「具合悪いので座らせてもらってもいいですか」
良かった、座れた。
そこで友達とはバイバイです。
友達がいなかったら
ずっと座れてなかったかも。
と言うより、
途中でダウンしてた可能性大。
ほんとにほんとに助かりました。
ほんとにほんとにありがとう
その後、
何回か吐きそうになったけど
何とか最寄り駅まで到着
帰りに買い物しよ~と思ってたけど
そんな余裕なんてこれっぽっちもなく
タクシー乗り場へ。
帰宅後もずっとダウン。
それから約10日間は
完全ダウンでした。
退院翌日からの様子は
次回に続きます。。。
読んで下さってありがとうございます(^^)
↓ポチッと応援してもらえたら嬉しいです♪