令和3年(2021年)毎日書道展で

入賞(佳作賞)が届いた。

書道を初めて、まだ日が浅いのに

跳び上がるほど、うれしかった。

 

それから、書道を趣味の一つとして

続け、あちこちの書道展に

出品している。

 

あれから3年の間にも、入選の

喜びが時折舞い込む。

元気の素のひとつである。

 

3ヶ月前、次の作品に「千字文」

に再挑戦すると決めた。

提出する書道展ごと、作品の

寸法が違う。

 

指定の寸法は、60cm*180cm

その中に文字数1000+落款を書く。

何回か試行錯誤して、横22行

縦46字と決めた。

一字の枠の大きさは、縦3.6cm

横2.4cmとなった。

 

 

縦4文字の枠で別の雑用紙に

ペンで枠を引き。その枠内に

出版物を参考にして、一字一字

自分流に仕上げた。1ヶ月かかった。

 

書道展指定の寸法に、用紙を切り。

縦横の寸法に合わせて、10Bの

鉛筆で(消しやすい)縦2.4cm×

横3.6cmで線引きする。

 

 

 

筆は鉛筆の芯程の太さ。書道店

の一番細いので書いている。

5行目まで来た。

あと、17行。完成は1ヶ月先だ。

途中、数カ所間違えた。

綺麗に仕上げて、一見分からない。

 

仕上がる7月は、92歳の誕生月。

落款は「甲辰七月時年九十有二」

甲辰は(2024年)

作品は来年出展する。

 

「千字文」は字が多いため、3ヶ月

はかかる。

忍耐力、体力が無いと完成は困難。

 

辛抱強く、あと1ヶ月、

完成を目指して頑張ります。