今回の旅は ホームから 長男の運転する

レンタカーで 群馬へ。 1泊2日の旅爺

 

 1日目 埼玉県に接する 神流川

 2日目 沼田市周辺の河岸段丘

 

12月8日 昼食後 神流川下流

下久保ダムから 神流川最上流

上野村 「上野ダム」へ

 

 

 

上野村 人家はまばらに 山間奥地

トンネルが多くなり 幅狭く 暗い

対向車が少ないのが 幸い

ダム地点で下車 小さい広場の先に

「上野ダム」が見える

 

どうしても 広場の先へ行って

写真を撮りたい 頭を下げて

ロープを潜った  

 

石碑に「水の恵」とあった

このダム「揚水発電所の下池」

標高1500m上池「南相木ダム」とで

700mの落差を利用する揚水発電所のダムだ

規模は 世界最大級?

 

50年も前 業務で 韓国の

揚水発電地点選定作業 の仕事を完成した

 

その後 自分で 東電に プロポーザル

長野 群馬の山岳地を中心に

高落差 揚水地点 探しを

当時の自宅 2階の6畳間

2,5万分の1 の地形図から

700m の 落差

御巣鷹山を 挟んで

上の 南相木村 下の神流川最上流の

地点見つけた

 

 (注釈:プロポーザル

      自治体や企業が業務の発注先を選ぶ際、

      価格だけでなく企画力・技術力・実績

      などを総合的に評価して、最も優れた

      提案をした事業者を選定する

     「企画競争入札」方式のこと)

 

東電の担当者に提出した

自社の地質部で 1000mクラス数本の地質調査

業務を受注した

この地点選定は 僕の誇り 

 

昨年5月の 上池「南相木ダム」に加え

今回の下池「上野ダム」を訪ねることが出来た

 

完成した 神流川揚水発電所 上池・下池への

訪問がついに実った

 

上野村から 神流川を下って

下久保ダム神流湖 湖畔の宿へ

 

部屋の窓から 神流湖の奥の山並みに

夕日が 湖面を照らし 輝いていた

 

部屋の窓 スマホを構えて 20分 12枚

太陽が落ちる山に 接した瞬間

太陽の下に 太陽のネックレスの様に

光の輪が広がった

 

画材にして良い写真

太陽からの プレゼント 有難う

 

夕食は 美味しい地酒で

一品に上州牛 三波石の上 美味

(注釈:肉は食べた後でした)

 

青森の6強地震 防災速報わからず 爆睡

(注釈:相当スマホ鳴り響き渡りましたよ

    まったく起きない!)

 

12月9日 10時チェックアウト

一路 沼田の河岸段丘 ビューポイントへ

もう一歩のところで 雪のため 閉鎖との案内

仕方なく段丘崖を通り 実感するにとどめる

 

途中 「土田酒造」で

生酛(キモト)の 吟醸1升瓶購入

 

帰る途中 渋川佐久発電所を見たいと要求

昭和13年 利根川と吾妻川の流水100m3/s

落差116m 7.7万KW

当時 東洋一と言われた

上にそびえるタワーは、「佐久サージタンク」

 

建設は 浅野財閥

(注釈:浅野セメント→現太平洋セメント創始者)

発電所の名は 浅野総一郎の妻 「サク」の雅号

「佐久」を取って 命名された

 

長男の運転 2日間の長距離運転

御苦労さん 

 

発見した 揚水発電所 下池への旅爺

天気 快晴 道路事情良く

「上野ダム」を見れて幸せな旅爺でした

 

        以上