蒸し暑いです。梅雨空が続きます。
世情耳ダンボ、中欧の首相、大統領、トルコの外務大臣、大世界ドンパチ到来宣告になります。
自国の国民を愛する為政者を持つ民の幸運をうらやみます。
自国を自身の民族を守るのが、自分の天命と語るハンガリーのビクトル・オルバン首相の言葉は、胸をうちます。
『人生の目的』
五木寛之著 幻冬舎刊
先の大戦を軍国少年として外地で過ごした少年の精神史でもあります。負け戦、敗戦、逃避行の日々は、まさに、地獄図になります。人間の弱さ、醜さ、すべてさらけ出されます。
個人のすべての出来事は、天命とする著者の語りは、納得ができます。その個人の努力できる能力や恩師との出会いもまた、天命なのでしょう。ピカソの幼年期を例に語る天才とは、まさに、天与の才能になります。
明日ともいわれる大ドンパチ勃発、この国の未来もまた、この時代に生きるのもまたそれぞれの天命ということになります。
合掌です。
沙門一空一花