ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表、シングルマザーコーチの江成道子です。
【親は子どもの幸せを願って口うるさくなる】
「褒めるってそんなことでいいんですか？」
子どものことを思えば思うほど、口うるさくなり、出来ていないことばかりを口にするようになる。
そうすると子どもとの距離が開き、顔を合わせれば喧嘩ばかり・・・
「言わなきゃやらないから言うのに、言うともっとやらない」という悩みをよく聞きます。
わかるわかる、確かにそうなる。
だって何もしないまま時間だけ過ぎたら、そりゃ心配で仕方ない。
過ぎた時間は取り戻せないからね。
しかし！そもそもなんで口うるさく言うのか？
を考えてみると、言葉の先に、ある一定の行動を望むからです。
「勉強しなさい！」という言葉であれば、
勉強して良い学校に入って、将来苦労しない人生を送って欲しいな～、とかね。
「早く寝なさい！」とう言葉であれば、
生活のリズムを整えて、朝寝坊して出席日数が足りなくなったりしたら大変！本人も辛いから、そんな辛い想いはさせたくない、だって愛してるわが子だから・・・とかね。
【戦略的なコミュニケーション？】
子どもの幸せを願って伝えているのに、それが逆効果になってしまうのは元もこうもない。
その時に母親が感情で伝えるのではなく、子どもを動かすにはどうしたら良いか？と戦略的なコミュニケーションが取れたら？
気持ちよく動いてもらうために、お母さんに褒められたい！という子どもが持つ偉大なる感情を理解し、褒めてあげる癖をつけることで、褒められることの喜びを知り、更に褒められたいという欲求を満たす行動へと導けばいい。
「お子さんがトイレットペーパーが最後で、新しいロールに変えてくれていたら、次の人のことを考えて行動してくれていることになります。そんな風に人のことを考えて行動出来る子に育ってくれたこと、嬉しくないですか？それに気付いたら褒めてあげましょうよ」
「褒めるって、そんなことでいいんですか？」
この方、「うちの子探しても褒めるところない」って言っていたんですが、探し方が間違っていたのかも？と驚いていました。
【褒めるところを探す癖をつけよう】
褒めるところは誰にでもたくさんあります。
叱ることも大事ですが、更に大事なのは褒めるところを探せるかどうか。
それ自体笑顔になれることです。
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