ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表、シングルマザーコーチの江成道子です。
「シングルマザー自立への道」にも書きました夫婦戦争。
離婚相談を受けていると、たくさん見受けられます。
それぞれが、自分が求めることを叶えるために、なにやかんやと言葉を使い、思い通りにしようとします。
夫婦の場合、それをお互いでやることにより、「私が」「俺が」の戦いを夫婦戦争と呼びます。
自分が優位に立ちたい。
自分の”方が”大変だと認めて欲しい。
エスカレートしていく中で、言葉がきつくなったり、「自分の方が・・・」と言っていた言葉が、「おまえは・・・」と相手を責めるような言葉に変わり、ついには人間否定に変わっていきます。
日々、けんかになると苦しくなる。
その結果「離婚したい」という、今の苦しみから逃れる方法として憧れになります。
ちょっと待って!
そもそも「私が」「俺が」を両方でやっていただけのこと。
どちらかが大人になり、「あなたのために」「お前のために」に変化したら?
離婚までいく必要があるのか?ということです。
相談の中で、「きつい言葉をたくさん掛けられて、辛いんです」とあったので、「その言葉をご主人が言う前にあなたはどんな言葉を投げた?」と聞くと、「えっ!」となることも多いです。
人はどうしても、相手の言葉が最初の言葉だと思いがちですが、相手にとったら、その言葉を言う前に言われたことばが最初の言葉で、その辛い言葉は返しの言葉だった・・・という認識のこともあります。また、日々こうなってしまうと、もう全てが返しの言葉です。
どちらかが、一番最初に戻り、言葉の投げ方を相手が喜ぶ環境になるような言葉に変化させる必要があるのです。
「その努力をまず気付いたあなたからやってみてはどう?」
というのが私の提案。
それでもどうにもならなかった時にはじめて、離婚を考えればいい。
特に女性の場合、今も辛いけど、もっとつらい環境になる可能性も高い。
経済力が無ければ尚更です。
本当に自分が幸せになるには?
それを真剣に考え、自分で環境をコントロールできたらいいですね。
10月4日発売
宜しくお願いします。