母と子の関係 人生に与える影響力は、恐ろしいほどに計り知れないです

ここはシングルマザーを幸せにするコミュニティー。日本シングルマザー支援協会代表、シングルマザーコーチの江成道子です



母と子の関係。当たり前にあるもののようで、人生に与える影響力は、恐ろしいほど計り知れないです。

たくさんの人と、深いところで話をする機会をいただいていると、これ、凄く感じます。

これは目の前にいようが、遠く離れていようが、もう亡くなっていようが、乗り越ていなければ、ずっとずっと目の前に立ちはだかるんです。

私の場合、両親が離婚していて、私も離婚しています。私の母の場合、体の弱い母の母は若いうちに亡くなり、一番下の弟のお母さんである継母に育てられました。

とても優しい方だったと聞いていますが、それでも「ともちゃん(弟)のお母さんであって、私のお母さんではない」という想いは払しょくできず、甘えるということができなかったそうです。

母が亡くなった時に、母の話を母の妹である叔母としていた時に、「私とお姉さんは、本当のお母さんの愛情を知らずに育ったから、自分たちもどうやって子どもを育てていいかわかんなかったのよ」と言っていたのが凄い印象的で、母と子の関係の深さを、改めて感じたのを覚えています。

今、対人関係で悩む人の中で、母親との関係を乗り越えることができなくて、実はそれが対人関係の不和を生んでいるな、と感じる人が多いんです。

お母さんと分かち合って、愛されていたことを確認しあうことを、どこかでやらないと・・・と、ずっと思っていたんですが、最近ちょっと変わって、自分で乗り越えて、お母さんを許せる(または別人格であるという自覚)人になることなんだと思うようになりました。

こういう関係で悩んでいる場合、過去を遡ると、お母さんもまた母子関係を乗り越えていないことが多いです。

どうしても別の対人関係の悩みに変わってしまうので、本質の部分が見えなくなっていくので、気付かないかもしれないけれど、子どもの頃に培われたことの多くは、母子関係です。

ここで一つ思ったのが、全て自分から始められる、ということ。

ずっとずっと続くことを、私で終わらせる！という意思を持つこと。

その意識で進むことで、乗り越えることが可能になるんです。

万人共通とはいかないですが、これで乗り越えることができ、ここからの人生に変化を与えることが出来る人は多いと思ってます。

アイデンティティーを大切にしながら、いらないものは自分の代で捨てていき、次へ繋ぐときに負を減らす。

自分を中心に過去と未来を見ることで、大きな意味を残すことができるんですね。

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