市民病院には四カ月お世話になりました。
「あゆちゃんは病棟のアイドルだったから、あゆちゃんがいないと寂しい」
「あゆちゃんロスになる」
など、色んな看護師さんが来て声をかけてくれました。
あゆちゃんの退院日、師長さんは勤務日ではなかったのに、「やっぱり来ちゃったー」と言ってあゆちゃんを見送ってくれました。
保育士さんはあゆちゃんを抱っこしてくれました。あゆちゃんは栄養の管や気管切開・人口呼吸器をつけているため、今まで抱っこできなかったのです。「ずっと抱っこしたかったの。」と言って涙ぐむ保育士さんを見て胸が熱くなりました。
小児病棟の出口で看護師さんがみんな並んでお見送りをしてくれました。
出口で可愛い寄せ書きを渡して頂きました。
師長さん、看護師さんにはあゆちゃんを沢山可愛がってもらい、私が辛い時に話を聞いて頂き、助けて頂きました。
入院時の色んな思い出が走馬灯のように蘇ってきて、涙がこぼれました。でも「お世話になりました、ありがとうございました。」そう言うのが精いっぱいでした。
親しかった看護師さん、ソーシャルワーカーさんは病院の出口まで見送ってくれました。
本当に温かい病院で、看護師さんみんなが良い雰囲気なのは師長さんのおかげでしょう。
在宅がこれから辛くても今日のことを思い出して頑張ろうと思いました。
あゆちゃんは一人じゃない、沢山の人に支えられ愛されている、そう感じられた1日でした。