人は愛を忘れると、現実的な唯物的な利己的な動物になってしまう。
利己的であることが理性であると勘違いしてしまう。
この経済社会で損得勘定は必須のものであるが、これが行き過ぎると愛を忘れる。
この経済社会で人のために役立つことを志す。
どのような素晴らしい志があっても、志が収益に変わらなければ生きていくことはできない。
この経済社会で生きる人間の限界である。
だから、利他的な志と、利己的な志との区別はつきにくい。
どちらも理性でもってすれば、見分けがつかない。
そんなときに指標とできるのが、愛を忘れていないかどうかである。
愛は特定の好きなものだけに向けられるものではない。
愛は自己の働きによって広がるものでもない。
愛は見えない力によって広がるものである。
愛はどこにいるときも誰に対しても流れ込むものである。
理性を隠れ蓑にして利己愛は生き続ける。
それがこの経済社会をつくっている。









