普段 わたしが いかに
携帯電話に 依存してるか?
昨日 嫌と いうほど
身に 染みました
それというのも 昨日は
阿倍野区 王子町にある
収益物件の 決済だったのね
決済場所は 堺筋本町駅の
徳島大正銀行 だったので
わたしは 電車移動でした
ちなみに 売主様も 買主様も
わたしの お客さまで
売主さまは 3回目の 取引で
買主の 赤山社長とは
10回は 取引させて 貰ってます
そして その後 決済は
良い 雰囲気の中 無事 終了
その後 決済した 収益物件の
入居者さんに 挨拶するため
赤山社長の 乗用車に 同乗し
阿倍野区 王子町へ
いざ 玄関チャイムを
鳴らすけど ちっとも 反応なし
どうやら 留守みたいです
喫茶店で 1時間ほど 時間を 潰し
再度 玄関チャイムを 鳴らすが
これまた 反応なし
後日 仕切り直しに なりました
そんでもって
その後 近鉄電車 なんば駅まで
赤山氏が 送ってくれたのですが
市内の 道を 熟知してるので
カーナビを 使わないのよ
だから わたしは 今
どこを 走ってるのか?
ちんぷん かんぷん
すると 突然 視界に
近鉄電車の 改札入口が 目に入り
ここで 降りるわ ありがとう と
赤山氏と お別れしました。
そして ここからが 本題です
いざ 改札へ 向かい
ICOCAを 挟んでる
スマホを 出そうとすると ないの
カバンの どこにも ない
スーツの ポケットにも ない
焦りました・・・
もしかして あの 喫茶店か?
記憶を たどると
なんばまでの 車内で
わたしは スマホで 通話してる
ってことは 喫茶店じゃない
ああ!
車の 助手席に 忘れたんだ・・
彼に 電話しなきゃ!
あ! でも スマホが ない
電話番号も 分からない
どうする どうするよ?
エイトさんに 掛けよう
スマホが ないから
ネット 検索できないじゃん!
う~ん どうしよ・・・
あ! そうだ
当社に 電話して 森川君に
エイトコーポレーションさんの
電話番号を 調べてもらおう
よし 公衆電話を 探そう!
駅の 構内や 地下を
必死で 走りまわりました
でも 公衆電話は どこにもない
もう こうなったら 電車で
エイトさんの 最寄り駅へ 行こう
確か 最寄り駅は 阿波座だ
阿波座って どうして 行くんの?
駅の 路線図を ながめると
千日前線に 乗って 3駅
桜川 西長堀 そして 阿波座です
よし! 行くしかない
そして 別の ICOCAを 使い
なんば駅の 改札から ホームへ
ホームで 電車を 待ってるとき
あることに 気付きました
エイトさんの 住所って どこよ?
スマホが ないから 調べられない
確か 西区 京町堀だったよな?
そこの 何丁目だろう?
う~ん・・・記憶にない
ってことは 阿波座まで 行っても
辿り 着くこと ないじゃん
意識 朦朧としながら
ホームから 改札に 戻り
改札を 出ようとしたとき
今日の 決済の 書類で
エイトさんの 住所が
どこかに 書いてるんじゃないの?
急いで カバンを 調べました
あった! あった!
住所は 分かった!
改札から ホームへ 引き返し
地下鉄に 乗り込みました
桜橋から 西長堀 そして 阿波座
たった 3駅で 到着だ
そして ひとつ目の 駅に
間もなく 到着する 手前で
電車の アナウンスが 流れました
次は なんば~ なんばです
え! 俺 なんばから 乗ったのに
なんで また なんば なん?
頭が パニックに なりました
どうやら わたしは 日本橋駅を
なんば駅と 間違えて
赤山氏の 車を 降りたみたい
そういや いつもの なんば駅と
なんか 雰囲気が 違うって
違和感が あったもん
そんでもって
そうこうして 阿波座駅に 到着
駅の構内にある 地図を 見て
9番 出口が 京町堀に 近い
そして 9番出口を 出てみると
目の前に 大きな 道路
ここは どこ?
どっちが 南? どっちが 北?
全く 方角が 分かりません
こんな時に スマホが あれば
ナビで 探せるのに!
仕方ない 人に 聞こう
すみません
京町堀3丁目は どこですか?
すると
わからへんわぁ~
あかん!
よそ者や!
別の人に 聞こう
すると
知らんわ~
なんや
この町
よそ者
だらけや!
しゃあない タクシーや!
その後 タクシーに 乗り込み
住所を ナビに 入れてもらい
いざ 出発
3分ほどで 見慣れた
エイトさんが 見えてきました
駐車スペースを 見ると
わたしを 送迎してくれた
赤山氏の 車が 停まってます
良かった スマホが 戻ってくる
どっと 疲れが 出てきました
運転手さんに 待っといて下さい
すぐに 出てくるので
また 阿波座駅まで 乗せて下さい
そう 伝え エイトさんの 事務所に
わたしと 目が あった 赤山氏は
おっちゃん どうしてん!
助手席に スマホを 忘れたと伝え
早速 車の 鍵を 開錠してもらい
助手席を 探しました
すると 座席も 床も 隙間にも
どこにも スマホが ないの
どこ? どこ?
わたしの スマホ?
パニックに なりました
すると 赤山氏が 彼の スマホで
わたしの スマホに コールしてくれ
拾ってくれた人に 繋がりました
スマホを 落としたんです
今 どこに 居られますか?
なんば花月の 付近にいます
今から そちらに 向かいます
しばらく 居られますか?
どこから 来られますか?
こちらは 今 西区です
それだったら わたし達も
次の 用事が あるので
待つことは できません
近くの 交番に 届けましょうか?
お願いします!
どこの 交番に なりますか?
なんば警察 千日前 派出所です
ありがとう ございます!
よろしく お願いします!
そして 待たせていた
タクシーに 乗り込み
千日前 派出所まで 行って 下さい
すると ナビを 入れながら
この辺は ややこしいねんなぁ~
と 気乗りじゃない 様子
それじゃ 近くまで 乗せてください
そうして タクシーは 発進しました
そして その後
千日前通りで タクシーは 停車し
ここから 南へ 歩いて
3つ目の筋の 手前が 派出所です
と 教えてもらい 下車しました
ひとつ ふたつ みっつ
三つ目の 筋に 到着しました
でも どこにも 派出所がない
右 左と うろちょろするけど ない
仕方ない 人に 聞こう
千日前 派出所って どこでしょう?
ごめんなさい 分かりません
もう!
ここも
よそ者か!
仕方ない 知ってそうな人を 探そう
なんば花月の ガードマンに聞いて
派出所が ようやく 分かりました
3つ目の 筋じゃなく 2つ目でした
もう!
タクシーも
よそ者か!
そうこうして スマホ探しの 旅も
いよいよ 大詰め
千日前 派出所に 到着して
スマホを 落としたこと
その スマホを 拾った人が
ここに 届けてくれてること
それを 告げました
すると 若い 男女の 警察官が
どんな スマホ? 特徴は?
紺色の 手帳型の ケースです
他に 特徴は?
開くと ICOCAを 挟んでます
もっと くわしく 特徴は?
待ち受け画面は 孫の画像です
若い女性の 警察官が
若い男性の 警察官に 声をかけ
もっと 詳しく 聞きとらないと
駄目だからね
どうやら 女性の方が 先輩で
男性の方が 部下のようです
もっと くわしく 特徴を
スマホ 本体の 色は?
う~ん ケースから 外さないから
黒だったか? シルバーだったか?
あまり 分かりません
そんじゃ 他に 特徴は?
なんやねん!
さっきから 特徴 特徴って!
間違いなく 俺の スマホやねんから
さっさと 返して!
と 心で 呟きながら
だんだん 腹が立ってきた わたしは
電話番号は 080-4354-9595です
固定電話から 鳴らしてください
そう 主張するも それは 無視
その後 若い 男性警察官は
もっと 特徴を
それ以上 特徴は ありません
もっと 特徴を
それ以上 特徴は ありません
もっと 特徴を
それ以上 特徴は ありません
すると 女性警察官のほうが
調書を 作成しますので
しばらく お待ちください
そう 言い 奥の方へ
そんでもって
5分 待っても 音沙汰なし
10分 待っても 音沙汰なし
待つこと 15分
ようやく 出てきました
調書に 住所 氏名 電話番号
そして 生年月日を 書くように
そのように 言われ
わたしは 病気で
字が 書けないのですが
そう 伝えると
それでは スマホは 返却できません
そうして ガクガク 震えながら
調書に 記入しました
漢字とは 別物の 異形な 文字で
でも こうして ようやく
わたしの スマホが 戻ってきました
それを 迷惑かけた 赤山氏に
LINEで 伝えると
すぐに 返信が あり
画像が 送られてきました
わたしが 落ち込んで
涙目に なってる姿を
こっそり 写メしてたみたい
この長文の 記事の 最後は
その 写メを ご覧ください