小川糸さんのツバキ文具店シリーズ第三弾。


主人公の鳩子ことポッポちゃんが三児の母に

そしてQPちゃんとの親娘関係に悩む鳩子さん…

依頼の代書の数々…

読み終えてフッと力が抜けて心が温まる感じがしました。



子育て中の鳩子さんが新しく習慣にした読書に


『子供という重石によってこの家に据え置かれている。身軽に旅行に行けない状況で、手っ取り早く外の世界へと連れ出してくれるのが本なのだ。』


『特に物語は私を魔法の絨毯に乗せて現実逃避の果てしない旅へ誘ってくれる。』


激しく共感!

いつかの私がそこにいた。