​春日市介護予防講座


 私は6年前より、福岡県春日市【介護予防事業及び高齢者福祉施策】に関わらせて頂いています。


最近は『withコロナ』で、市のシニアクラブ活動(いきいきサロン)が盛んになってきました。


『介護予防講座』や『地域リハビリテーション』等の定期的に開催される介護予防支援事業の講師として市内の公民館へお伺いする機会が増えています。


​介護予防とは

 

 介護予防とは…「元気な高齢者がなるべく介護が必要にならないようにする」、「介護が必要な人もそれ以上悪化させないようにする」事を目的としています。

〜春日市のホームページより〜

※ブログの最後にリンクをはっています。


私は地域の高齢者の方々が介護予防講座に興味を持って公民館へ足を運んでくださるところからが介護予防の介入の始まりであると考えています。


そのためには介護予防講座が新しい健康知識を得られる場である他にも『楽しい』『居心地が良い』交流の場所であり、『体操で身体が動きやすくなる』『楽になる』等、何らかのメリットを感じられる場である事が大切ですね。


​地域を知る


 市の高齢課のご依頼により、講師として様々な公民館へ伺います。

現在までに下白水南公民館(あすなろ会)、下白水北公民館(松葉会)、松ヶ丘公民館(松の実会)、平田台供用施設(緑翆会)、若葉台東地区公民館(東若葉会)、惣利地区公民館(ことぶき会)、春日原南地区公民館、春日地区公民館(若水会館)、ちくし台地区公民館(睦会)、天神山公民館(さわやか天神会)、小倉地区公民館(長寿会)の地域の皆様とご一緒させて頂きました。


毎回、参加者(約35名、平均年齢80歳)の皆様と体操を通して交流させていただく中で、各地域の高齢者の様子がみえてきます。


『まだ講座に参加していない地域高齢者はたくさんいます。』

と自治会長さん。


各自治会では、なるべく高齢者の方々が『閉じこもり』にならないように、行事やイベント等の内容(音楽芸術鑑賞・講話・健康体操)を毎回変えて計画する等、工夫や対策を取られているようです。




​フレイルを知ろう!


フレイルとは…英語『Frailty』を語源とし、日本語では『虚弱』『老衰』『脆弱』等に訳されます。

加齢に伴い心身が衰える状態を指し、その衰えが表面化した様々な症候群をまとめてフレイル(虚弱)といいます。

早く対策を行えば健常な状態に戻れますので、まずは『フレイルを知ろう!』です。

 来週は早速、サン・ビオ公民館にて『フレイルを知ろう!(講義➕運動)』講座のご依頼をいただいています。

最初の導入段階でフレイルチェックを実施し、参加者の皆様の健康状態を確認した上で、フレイル予防対策として日頃からできる簡単で効果的な体操(椅子体操)をご紹介いたします。

皆様にお会いできます事、今から楽しみにしています!

いつまでも自分らしく自立した生活を送るために、介護予防に取り組んでいきましょう❣️


では、今日も良い一日になりますように💐


春日市介護予防講座について


文責 矢渡理奈

健康運動指導士