tournament
空手の大会に出場させていただきました。
空手を始めてから今年で16年目になりますが、試合直前は緊張して、いまだに足が震えるわ、手汗かくわ、お腹痛くなるわ。
でも、その恐怖とプレッシャーに打ち勝つかどうかも闘いの一つなんだと改めて感じました。
結果は、型で優勝することができました。
でもギリギリでした。
組手は二位でした。
決勝戦ではボロ負けでした。
悔しい。
本当に悔しい。
思い通りに動けなかった自分に唸るほどの悔しさが溢れてきました。
相手の選手、とても素晴らしかったです。
私はまだまだだです。
以前もどこかで話したことがあるかもしれませんが、数年前の大会の時にたくさんの子供たちに声を掛けられました。
「梨奈ちゃんを目指して頑張ってます」
私なんて、今は道場にもなかなか行けず、選手として特別なものは何もありません。アマチュアの人間です。そんな私を見て、頑張ろうと思ってくれる後輩たちが今もいる。
だからこそ、大会に出るのが怖かったんです。
負ける姿を見られたら恥ずかしい、と考えてしまったりもしました。
でも、そんなことよりも恥ずかしいのは、逃げることだと思いました。
負けるとか 勝つとか の前に
挑戦する姿を見てもらいたい、と思いました。
自分にも打ち勝ちたいと思いました。
今日は声を掛けていただいた方々に「女優さんだからもう試合には出ないと思った」と言われました。
たしかに、私の本業は、女優です。
事務所からしてみたら、怪我をされたら困ると心配されるのも勿論ですし、ご迷惑をお掛けしていることも充分分かっております。
でも、私は私らしく挑戦する事を続けたい。
役者としても、私にしか味わえないことを表現したいという気持ちもあります。
それを理解してくれるマネージャーさん達がいることに感謝です。
そして、限られた時間の中で練習に付き合ってくださった空手の支部の仲間たちにも感謝です。
私は“悔しい”と思う気持ちがある限り、挑戦することをやめません。痛くても痒くても苦しくても、歯を食いしばって生きていける人間になりたいです。
仕事も。空手も。人生も。
負けることを恐れず、私にしか出来ないことを、これからもやっていきたいと思います。
なんだか最後まで堅苦しい内容になってしまいました( ; ; )試合後でアドレナリンが混ざりに混ざっている状態で、上手く文章にできなくて申し訳ございません(笑)
これ以上書くと止まらなくなりそうなので、ここで締めさせていただきます。
押忍っ!
おとんは、三位でした。