◆7月初めのお芝居はこちら~~~。

 

新生獏天『神軍ラッパは響かない』(戦中編)

@下北沢GEKI地下リバティ

戦場とは戦争とは何なのか。

日本人の精神を含め改めて戦争の虚しさを問う。 

 

   *当日パンフレットより抜粋*

すみません、、、チラシの画像が探せませんでした。。。

 

 

◆こちらはですね、知人のご紹介で観に行ったもので、しかもドシリアスで、戦争もの・・・という前情報のみで拝見いたしました。

 

 率直な感想。

 

 この脚本書いた人すごっ!!!ガーン

 

 二人だけのお芝居でめちゃ濃厚!!!アップ

 

 そして、思っていたほど観終わったあとはどよ~んてならない!!!

 

 結果、観に行ってよかったですビックリマーク

 

◆いや、、、なんだかね、祖父を戦争で亡くしている(南方ではなく、北の方でしたので、捕虜になって、そのままという話です。。。)ワタクシとしては、戦争ものってなんとなく嫌でして、できれば避けて通りたいな、、、くらいな題材ではあるのですしょぼん

 

 だってね、、、本編で人の生き死にって私は弱いので、号泣したらどうしようとか、さめざめと泣いたらどうしようとか・・・思ってしまうわけですよ。

 

 ところがね、一番泣きそうになったのはキャストさんの最後の挨拶だったからね(笑)

 

 ・・・いや、笑うところじゃない。

 

 そういう意味ではなくて、本編はいろんなことも考えさせられるし、家族への想いとかそういうところはグッとくるんだけども、なんだか救いがあるというか。

 

 そして、私的に!!

 

 そうなってほしくはないけど、そうなるのかな?という着地点にはいかなかったところが私はとても良い印象でした。

 

◆お芝居に関しましては、本当に出演者が二人しかいないので、濃密な空間であり、そして集中力ね!

 

 前にお芝居の師匠が、プロとアマチュアの違いは集中力だよ、って仰っていたけれど、ほんとうにそう思う。

 

 一人一人が持つ、集中力が空気を創り、舞台を支配するというか、そんな舞台空間は退屈に思う暇はなくて、長いとも感じないのです。

 それが役者力といいますか。

 

 そういう意味でも、今回は観られて本当によかった、得したと思える舞台でした。

 

 あと、舞台の作りもちょっと凝っていて、それもいいなぁって思いました。

 

 お芝居は7/6まで。

 

 ありがとうございました!!

 

 

◆5月はなんだかんだと、このブログも更新できなかったんですね。。。

 では久々の更新。。。(笑)

 

 本日はこちら↓

Lingua Franca Prode 「SCIMISCIEDDA ROSSO」

@深川江戸資料館レクホール

即興でつづるお芝居。何が起こるのは予測不能??

 

◆終演後、出演者の方からお話を伺うことができたのですが、どのシーンは誰と誰が・・・というのは決まっていたらしいのですが、それ以外はすべてはその時に与えられたお題に対しての即興で作るお芝居。

 

 そして、それぞれのコマ・・・というか、ストーリー・エピソードは短めでした。

 

 だけど、その間にダンスがあったりして・・・。

 

 私も、一応ね、舞台に立っている身ではございますが(^-^;、この決まってない、って大変だよねぇと。

 

 でも、観ていて思ったのです。

 ちょっと楽しそうだ、と(笑)

 

 いや、こういうのは出演者が楽しんでやってるということが大事なのかな、と思ったりいたしました。

 

 公演は本日(6/12)まででございました。

 お疲れ様でした~~~~。

P.S.前説で劇団のこととか、名前の由来とか、紹介するというのはちょっといいな、と思いました。

  こんなコミュニケーションの取り方、私もできたらいいな(ボソッ)

◆今月も気が付けば後半。。。今月の観劇日記もこれが最初で最後かな汗

 

 さて、本日は~~~こちら↓

 

 チームまん〇第16発目公演 『GUNMAN JILL』

 主人公ジルは精密射撃の達人だ!あと我慢の達人だ!我慢をすればするほど射撃制度が増すのだ!面白い!我慢が大好きなジルは今日も最高の我慢を求めている。そんな彼にひょんな依頼が舞い込んだ。

 「伝説の我慢を守ってくれ」

 ジルがたどり着いたのは、先の戦争カウパー戦役の爪痕残る小さな街だった。

 果たしてジルはこの街を守れるのか!?と思ったらすでに別の用心棒がいる!

 果たしてジルは何を守るのか!?あるいは守らないのか?

(以上、チラシより)

 

 ・・・あまりいいチラシ画像が無くてもうしわけないですガーン

(一応、関係者の方から画像は頂きました。)

 

◆こちらの劇団さんは縁あって?2回目の観劇です。

 どっちが本当なんだろう??

 今回は?ものすごく「下ネタ風味」でしたよ(笑)

 

 まぁ、意味がわかればすべてが下ネタな感じ爆弾

 わからないお姫様、王子様は「なにを仰っているのかしら?」という感じかもしれません(笑)

 

 ま、それはさておきねあせる

 

 これ、失礼に当たったら大変申し訳ないのだけど・・・私としてはものすごく賞賛の意味で書きます。

 

 往年のTEAM 発砲・B・ZINさんを観ているみたいだった~~~~!!

 いやね、私、大好きなんです。ハッポウさん。ハッポウのお話、ネタ、スタンス、すべてが好きでして・・・ドキドキ

 

 今回のアクションと言い、話の組み立て方だったり・・・が発砲の再来みたいで、なぜだか嬉しく観ておりました。

 

 あとは・・・なんていうかね、いい意味で『中2病』的なところが(笑)

 私はそこがどうにもこうにも好きでしたよ。

 

◆あとね。

 ワタクシが昨日、実は誕生日でしたので・・・それでいろいろなことを感じたからか・・・

 

 劇中に出てくる台詞。

 

「人は我慢と共に生まれてきて、我慢と共に育つんだ」

 

 に、うるっとしてしまいました。感情が刺激されたのでしょう。

 

 そうね、母親は痛みを我慢して、子どもを産むのね。そしていろんなことを犠牲にして親は子供を育てるのね。

 

 そんなことを感じまして・・・しょぼん

 

 このあたりの「我慢」と「ガンマン」を掛けた勘違いのようなやり取りと、『我慢』ってなんなのか?ということと、 「我慢にはいい我慢と悪い我慢がある」という物語の本質的な部分は好きでした。

・・・ね、こんなところも「大人が笑って泣けるヒーローもの」発砲さんっぽいでしょ?あせる

 

◆今回はダブルキャストだったようですが、私は千秋楽の1回しか観られませんでした。ごめんなさい・・・汗

 

 主人公ジルの子分と記者さんの突込みが小気味よく。

 これが観客の気持ちを代弁しているというか。そこに笑ってしまいましたウシシ

 

 あとは、異色?のキャラで、バーにいる女の子、マスターに店を継がせようとさせている女の子のキャラが好きでした。

 あの子の「なんで私だけ厳しくされるんだ?」とか「我慢してるのにぃぃぃ!」って気持ちは私もよくわかるし、その部分に共感する人も多いんじゃないかな。

 

◆そんなこんなで、今月も楽しい観劇となりました音譜

 

 このお芝居も今日が千秋楽でしたね。

 みなさまお疲れ様でした~~~。

 

 ありがとうございましたニコ

◆おやガーン、気が付けば今月最初で最後の観劇日記になりました汗

 

 で、今回はこちら↓

 

劇団えのぐ番外公演「さよならに橙色が霞む」

@遊空間がざびぃ 2016年3月24日~27日

僕が見ているこの朝焼けが
私が見ているこの夕焼けが
霞んでいるのはなぜだろう…

(↑ホームページより)

 他にチラシの画像もあったのですが、当日パンフの方が気に入りましたので、こちらを撮りまして、載せてみました。。。なのであまり画像が綺麗ではなくてスミマセン。。。しょぼん

 ワタクシ、劇団えのぐさんは初見でございます。

 

◆おはなし

 橙色にちなんだ2つのストーリーのオムニバス。

 

 1話目は大事なことは言わない青年とその友人たちの物語。青年が大好きなオレンジジュースと朝焼けの「橙色」のおはなし。

 

 2話目は昭和の終わりごろ、駅のホームでひたすら待ち人を待っている女性の前に現れた二人組は自らを「死神」と名乗り…。ホームから見る夕焼けの「橙色」のおはなし。

 

 どちらも「橙色」ながら、人によって違って見えるのは、そこに「思い」があるから。・・・だったかな(ごめんなさいあせる

 

◆まずですね。前説とお話の導入部がオシャレで素敵でした!!

 もうそこで撃ち抜かれてんじゃん?!爆弾って話ですが。

 

 前説は面白おかしく、そして導入部は「あ、こんな感じで始まるんだ」と思う間に暗転して、始まる、そこが良かったです。こういう始まり方ってあるようでないので。

 そんな「あ~こういうお芝居なんだろうな」と素敵なものを感じさせる導入部でした。

 

 そして始まると・・・ずっとしっとり行くのかと思いきやビックリマークそれぞれのストーリーの始まりはこんなポップな曲なのね、とニコニコ

 

◆1話目は男性によるお芝居。モノローグ(語りかけ)が多くて、役者は大変だろうなぁと思ったのですが、最後にこの語りかけの意味が分かるといいますか。

 語りかけている青年のことは周りの友人が明らかにしていきます。

 その周りの友人たちも個性的で、でもみんないわゆる「いいヤツ」で優しくて、そこがまた泣けるのだけどしょぼん

 役者陣もそれぞれに個性と特性を生かしていて、良かったし、ナイスキャスティングだと思いましたアップ

 見ている限りは、心配要素の無いキャスティングで入り込めたなという感想です。

 

◆2話目は女性陣のみのお芝居。

 実は最初は「思いっきりSFキタァ~~~~!?ガーン」と思って、大丈夫かしら・・・と思ってしまったのですがあせる(ゴメンナサイ)、現実味は無いながらも、最後には亡くした人のことを思い出しましてしょぼん

 

 いやはや・・・

 

 お芝居のいいところ?っていうのか、観劇の醍醐味って、普段では思い返せないことを思うことができたり、誰もが持っている感情を呼び起こすというか、そういうところにあるのだと、私は思うのですひらめき電球

 

 それがね、この2話目を見て、あらためて実感したのでした。

 

 もちろん1話目にもそれは含まれていたのですが、1話目からの流れで、ますますそう感じたのかもしれません。

 

◆どちらも、ストーリーが良かったですが、私は1話目が好きだったかな。

 でも泣いてしまったのは2話目(笑)

 

 どちらのストーリーにも、そして劇場に入ってから出るまで終始、『劇団えのぐ』という集団のあたたかさが出ていた公演だったと思いますドキドキ

 

 自分たちはこういう芝居がしたいんだ、こういう世界を創るんだというのがビシビシと伝わる集団だと思います。

 こういう一貫したイメージであり、想いというのは「劇団」ではとても大切だと思います。

 それがいつしか、お客さんの「安心」につながると思うのですよ。

 

 これからもそれを伝えていってほしい、やり続けてほしい劇団さんだと思いました。

 

 ほっこりした気持ちをありがとうございましたウインク

◆今月3回目の観劇日記です。


 今日はこちらビックリマーク




劇団 皇帝ケチャップ『ノーアート・ノーライフ』


  @シアター バビロンの流れのほとりにて


フランスのとあるバーに集まってくるのは日本人ばかり。売れない芸術家や自称小説家は自分たちが有名になることを心の何処かでは疑いつつも自分を欺き、夢を追い続けている。
昨日から働き始めたという店員、彼の後輩、画商、似顔絵を描く青年らも加わり、賑やかさは増していくが……


ホームページでは↑とのこと。



◆誰もが?聞いたことがあるであろうケラリーノ・サンドロヴィッチさんの作品でございます。


 ・・・ですが、ワタクシ、ケラさんのお芝居を観るのは初めてでして・・・。

 なんでだろう??

 う~~ん。ま、これもご縁の問題ですかね汗


 なので、どんな作品なんだろうとワクワクしながら観てきましたビックリマーク



◆まずですね。言葉のチョイスが面白いな、と。


 そして、シュールだぁ。。。えっ


 ガハハと笑えるお芝居というよりもクスって思わず笑っちゃうみたいなグッド!




 「ノーアート・ノーライフ」 つまりは「芸術ないところに人生ナシ!」みたいな?

 登場人物は自称?芸術家の人たちばかり。


 なんかね、ちょっとせつないって思えたのは、登場人物が自分のやりたいことや思惑とは別の方向に進んでいっちゃう、てところ。


 振り回されるってのとも違うかな。


 だけど、よくよく考えたら、人生ってそういうとこあるよね、、、しょぼんってちょっとわかってきた、今日この頃。


 そんな心にしみるお芝居でした。


 私はね、パリの少年?のような登場人物が好きでしたラブラブ


 ケラさんのお芝居。

 私が知らない新たな脳への刺激雷


◆公演は日曜、2/28までだそうです。 不思議な名前の劇場は「ほんとにここ??」って思うようなところにあります(笑)



 駅から結構歩くので、お時間に余裕を持って向かってくださいねわんわん



 演じるのは大変だろうなぁぁぁって、演じる側に立ってしまえば思える作品。

(ま、簡単なんてものはないのですがあせる


 役者の皆様、千秋楽までがんばってくださいませ音譜


 ありがとうございましたニコニコ



P.S.余談のコーナー(笑)

   アンケートの端っこに書いてあった劇団のマスコット?キャラクター?のイラストがかわいかったですさくらんぼ

◆久々の観劇日記となりました。

 

 さて、、、今回はこちら。

たま企画『モノクロのカーニバル』

 

 テロリストたちの過去、現在、未来。
地獄の業火に包まれたニューヨークから始まる、男、そして女の物語。

 

◆もんっのすごくシリアスドラマでした。

 こんなにシリアスなのは、年末のお芝居『THE WALL』以来でしょうか。

 

 そして、劇場の雰囲気、お話しもなんとなくテイストが似ています。

 ですが、圧倒的に違うのは役者陣の年齢層とどこかの国の話か日本の話か・・・でしょうか。

 『THE WALL』はとにかく、若者のお話でした。ですが、こちらは中高年・・・って失礼かしらあせる(ま、私も行く道ですよ(笑))、いわゆる大人のためのお芝居というか。

 私も知らない、教科書でしか知らない歴史的事件も絡んでおりました。

 それを経験していた人のお話、でした。

 

 そうね、、、日米安保闘争。このころから、平和への戦いといいますか、そういったものは続いていたのですね。

 

◆で、観終わって思ったこと。

 人間ドラマもちろんあるのですが、

 

 平和ってなんだろう??

 今って平和なの???

 

 ということ。

 

 終盤、主要キャストがこのお芝居のテーマといいますか、そのものズバリをセリフとして語っていました。

 

 今まで、ここまでもはっきりと言葉にして言うお芝居ってあまり観たことがなかったなと新鮮でもありましたかお

 

 たのしい、、、という公演ではないですが(ストーリー上ね)、心はぶるぶると震える公演だったと思います。

 揺さぶられるというべきか。

 

◆余談ですが、この劇場、私は初めて行く場所だったのですが、とても分かりにくいです。

 ですが、中は広くて、なんかびっくりな劇場です。

 そして、ロビーにある本が気になりました音譜

 

 あ、今後、この劇場で公演される時は劇場までのご案内、地図は確実にお客様に伝えたほうがいいと思います!!

 私は地図が苦手、、、地図が読めない女ですから・・・(笑)

 今回はネットを駆使して、文字&写真での案内で行くことができましたが、みんながみんな、スマホなわけではないですからね。

 逆に、みんなよく迷わなかったな~~~と思ってしまったほどです汗

 

 そして、開演時刻を3分ほど過ぎたところで、「開演が遅れて申し訳ありません。」と説明があったのは好感が持てましたドキドキ

 ホスピタリティですねパンダ

 

◆この公演、本日(2/21)まででしたね。

 役者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした~てんとうむし

◆本日の観劇記録はこちら。


ZIPANGU Stageさんのリーディング公演『ごろうまるの行方』

@ステージカフェ下北沢亭


 ちらしの画像を見つけられなかったので、いただいたパンフレットの写真でございます。カメラ



 ZIPANGUさんでは恒例となっているサッカーのワールドカップシリーズの番外編なのでしょうか? 今回はなんと話題のスポーツ、ラグビーを観る人々のお話でした。


◆これがねぇ・・・


 相変わらずの面白さです、ZIPANGUさん!

 脚本の良さと言いますか。


 登場人物は3人しかいないのだけど、それだけでもこんなにお話ってできちゃうんだ?!みたいな?(笑)


 単にね、ラグビーを見たい人の話ではなく、私が注目したのは


あれ?そんなところに恋愛模様?!ラブラブ!


 と



ラグビーボールって楕円形だから、どこに転がるか予測がつかなくて・・・


人生と同じだね


ってところ。



 ここがね・・・グッとくる汗


 深い、深すぎるよ~~~音譜



◆私ね、実はZIPANGUさんでは『プロフェッサーマイラブ』という作品が大好きでしてドキドキ


 (あ、今回も理数系の先生のお話で、その先生の生い立ちというのと、ラグビーの選手の見事なシンクロ?もあるのですが、、、)


 今回の『ごろうまるの行方』は『プロフェッサーマイラブ』を初めて観たとき?読んだとき?と同じくらいの衝撃と「好き度」でございますっ!!



 まっすぐに進んでいくラグビーの試合展開に絡めて、恋愛模様、そして先生の生い立ち、「ごろうまる」の秘密(というか、この作品のタイトルがなぜひらがなで「ごろうまる~」なのかがミソ!)の


 何重もの構造が良くできていて、私はそれが好きでした。


 もちろん、スターさん揃いの今回のキャストさんも良かったです合格


 1時間ちょっとの公演なのに、こんなに笑えて(fun)、そしておもしくもある(interest)ってすごいな、と。

 それと、ちょっとの「せつなさ」のスパイス汗


 一番前の席で、恥ずかしながら「むふふっにひひ」ってイヤらしい笑いもしてしまいまたとさ(笑)


 許されるなら、もう一回観たかったです。。。しょぼん


 そして最後、登場人物の「今後」がとても気になるところです(笑)


 素敵な公演、ありがとうございましたキラキラ



<追記>

 ラグビーのこと、ラグビーのルール、私は全く分からないのだけど(笑)、楽しめましたっドキドキ

◆今年初の観劇は・・・


小山太郎プロデュース公演『誰も死なない』



<おはなし>・・・チラシより

 主人公の宮ケ瀬は人の感情をコントロールするプロフェッショナル。人はパターンにはめればコントロールできると信じてやみません。しかしそんな彼も作家にしてみれば物語の登場人物でしかありません。話の中では人をコントロールしている彼も、作家にコントロールされているのです。


 彼を殺せば涙を誘うのは容易でしょう。しかし彼を殺したくはない。


 願わくば誰も死なないストーリーを・・・。


◆観る前にこのチラシの文言を読んでしまうと「??叫び」なのですが、観てみればなるほど~~~と頷きたくなります。


 そして、これ大事。


 チラシには血がとんでおりますが、そんな恐ろしいお話ではありませんっ!!


 安心してください。~てますよ。←ネタバレになりそうなので、怖くて書けないえっ



◆物語・・・というか、やはり、主人公は翻弄されまくりです(笑)


 ある意味、どうなるのぉぉ?とハラハラしますあせる


 そして最後には、前述のとおり「ああ、そうかぁぁにひひ」となります。


 ワタクシ、個人としては主人公のお二人、友人、そして謎の男?が好演だと思いまっすニコニコ

 好きだった役は有馬さん合格 (役名 出していいのか??)


 己を振り返って思いますが、やはり「すっごい本気で」 ぶつかるのはなかなかに笑えます(笑)



◆今日は公演二日目ですね。

 千秋楽までにはもっとよくなって、笑えるところも増えるかもしれません音譜


 あ、そうそう。


 ・・・私のこだわりどころ。

 場内の雰囲気と前説。


 前説・・・おもしろいべーっだ!


 そしてね・・・アンケート!!


 これね、必見です。


 というか、私、このセンスが好きだぁドキドキ


 どなたが考えたのか存じませんが、もしこれがプロデュース・作・演出の小山さんだとしたら、すでにここで心掴まれ、お芝居も面白いと思っちゃうじゃん!(笑)ってことですよね。


 終わり方も清々しく。今年の初観劇は楽しんで終わりました星


 公演は1/17まで。萬劇場にて。

◆2015年、観に行ってよかったもの その3・・・というかラスト。

 ・・・ハイ、すみません。手前味噌ですが・・・


東京天然デザートvol.18『ス・パ・イ・ラ・ル~ある日曜日の物語~』@遊空間がざびぃ



でございますっ!


<おはなし>

 キャバ嬢である「もとみ」は職場のキャバクラでは「サチ」という源氏名で働いている。

 もとみはそれまで付き合っていた既婚の彼(いわゆる最近 話題の不倫てやつです・・・)と別れ、好きでもないキャバクラの客「牧野」と『夫婦でないと入居できない」というマンションに住むことにした。


 そこに、実の姉「サチ」が彼と喧嘩して、やってきて・・・。


 ふたりの「サチ」。

 姉・サチの彼氏、牧野の友人、マンションのオーナー親子、そして追ってきたもとみの元彼?、マンション管理会社の社員をも巻き込んでの勘違いコメディー。


 ・・・てなとこか(笑)


こちらは・・・ワタクシ所属の劇団 東京天然デザートの通算30回目の公演でした。

 東京天然デザートは「おいしい たのしい おもしろい」というコンセプトの元、わかりやすいお芝居創りを目指しておりますですグッド!


 で、そんな30作目の今回。


 私も出演していたわけですが、、、


これは私も客席から見たかった!!


と思えた近年まれに見る?お芝居でした。


もうねぇ、、、出てくるキャラクター(役)がみんな魅力的でねぇ、、、濃くてねぇニコニコ



 私も負けじと頑張りました。


 そして、これまで東京天然デザートを観た方はこれを見逃していたら、かなりの痛手でしょう!!←ホントか(笑)


 てなわけで、2015年のお芝居のことも今回で終了です。


 次回からは今年、2016年のお芝居のことを書きます。


 お読みいただいてありがとうございました音譜