◆本日のお芝居はこちらっ!

劇団えのぐ『黄離取り線』

@シアターKASSAI

 


【親権免許】
これを所持しないものは出産、育児を認められない。
子どもを愛せると認められた者のみに親権免許教習所から発行される。

「…そんなものなくたって、愛してよ。
マニュアル通りな愛じゃなくて、無償の愛をちょうだいよ。」

(*コリッチより)

 

◆こちらの劇団さんは2回目の観劇です。

 前回観たものが、ファンタジーでしたので、今回もそうなのかなぁと思いきやっ!!!

 

 社会派のドラマだったぞ!!!ガーン

 

 なんだかその展開にびっくりしつつ・・・(笑)

 でも、ワタクシ、こういうシリアスなもの、好きですよ。

 

 もんのすごい個人的な感想になっちゃうけど、子どもが虐待されるのって、やっぱり私は一方的に親が悪いと思うの。そして、もうそんな親とは離してあげる方がいいんじゃないかな、、、と。

 

◆それぞれの子どもたちが問題を抱えていて、いや、子どもだけじゃなく、全員が、か。

 その「心の闇」というか、その吐露が重要になってくるわけで、ここに演者の「嘘」があってはいけないと思うのね。

 

 その役柄の状況であったり境遇であったりは「フィクション」なんだけれどもね。

 その感情に嘘があったら空々しくなるというか。

 

 たぶん、若い劇団さんだと思うんだけど、終盤のシーンではその感情に嘘はなかったと感じられて、良かったです。

(辛い役をやるときって、私はその役にひきずられがちなので、普段の生活もどーーーんって落ち込んだりしちゃうのだけど・・あせる

 

 たぶん、観る人の状況や立場によって、どこに引っかかるかは違うと思うんですね。

 私は最後のお姉ちゃんの上のチラシ?にも載っていたセリフに泣けました。

 これがいわゆる、「心のスイッチを押す」ってことなんでしょうねグッド!

 

 あとはね~~~、良くも悪くも!?「ジュテームさん」が強烈すぎて・・・(笑)

(ここについては本家のブログで触れております。よろしければウインク

 

◆あ、ここの劇団さんは「えのぐ」さんだけに、毎回、タイトルに“色”が入るのかしら?

 

 そして、前に見た劇団名「えのぐ」にふさわしい、ファンタジー色が強い団体なのか、今回のようなドラマを展開する団体なのか・・・それが気になるところですニコ

 

 あとは、場内整理のスタッフさんを含め、スタッフさんの対応はここ最近の中ではピカイチでしたキラキラ

 これからもそんな心優しい団体であってほしいと今回も思ってきましたニコ

 

 本日、千秋楽でしたね。お疲れ様でした~~~~音譜