暫く更新が出来なかったのですが、前回の記事に100人以上から「いいね」頂いていました😳
いいね&コメントありがとうございます!
がんになってからは、常に不安になる日常を過ごすことになりました。「楽しく生きること」によって、不安を上手く解消できている気がします。
皆様の温かいお言葉も、とても励みになっています💗
少し前になりますが、最近話題の『がんゲノム医療』を受診しました。結果が既に出ているので、今回は、そちらについて書いていきたいと思います。
「がん遺伝子パネル検査」についてご存知でしょうか?
がんは、遺伝子の変異による病気だといわれています。がんの原因は、生活習慣や環境要因によるものであり、ストレスや睡眠不足などの生活習慣などが原因です。様々な要因が遺伝子を傷つけることによって癌化状態になります。
がんの遺伝子変異を調べることによって、がんの特徴を知ることができます。そして適した治療法を選択することができる可能性があります。
個人に適したオーダーメイド医療につながると期待されています。
参考:中外製薬 おしえて がんゲノム医療
がん遺伝子パネル検査の流れについて、体験をもとに書いています。
1 主治医からの説明
「がん遺伝子パネル」は、がんゲノム外来で受診しました。
1回目 説明
2回目 同意書&質問
3回目 結果
がんゲノム外来は3回通院しました。
何度か外来受診すると説明がありました。
《がん遺伝子パネル🧬》
日本と米国による検査があると主治医から説明を受けました。
横紋筋肉腫は、米国の研究期間の方がデーター数多いということだったので、米国に生検を送ることになりました。
《結果までの期間🗓》
結果は、2ヶ月かかりました。その間は、スケジュール通りの療法をしながら待つのですが、退院していたので、別の療法をしながら結果を待っていました。
《受けられる対象🩺》
固形がんの患者
該当するので受けることができました。
《保険適用について📄》
がん遺伝子パネル検査の費用は10割負担の場合は56万円するそうです。
小児慢性特定疾病医療費助成制度があり、全額保険適用でした。
患者によって保険適用されるかが違うので、医療機関のHPで確認していた方が良いと思います。
《薬剤がみつかる確率💊》
現在は、薬剤がみつかるのは10〜15%だそうです。あまり期待できないかもしれません。
《その他💉》
生検を受けた時に摘出した検体を送ります。場合によっては、再度生検をするようですが娘の場合は、しなくても大丈夫でした。
同意書にサインするだけだったのですが、実は断ろうかと考えていました。
・時間が掛かる
私としては、大きなデメリットを感じてしまいました。総合病院なので、予約時間1時間を越えることもありますし、通院時間も1時間程かかりました。それに子供と一緒に長時間待つのはかなりのストレスなんですよね。夫に説得されて、渋々だったと思います。
2 検査結果
1)検査で見つかった治療に関する可能性があるがん遺伝子変異
→なし
2)上記変異に関連して、効果が期待される薬剤
→なし
3)上記薬剤に関するエキスパートパネルでの議論概要
→胞巣型横紋筋肉腫 Stage4
期待される薬剤、ありませんでした。予想通りでした。
《主治医からの説明🥼》
主治医から書類は、解析結果レポート(英文)、解析レポート(和訳)検査報告書、遺伝子検査報告書の4枚を貰いました。どういった研究をしたのか、簡単に記載されていました。
病名については、以前に生検2回も調べていたので、ほぼ間違いないといわれていました。なので米国の結果も、同じだろうなと思っていたので特に期待するようなことはありませんでした。
3 検査結果をもとに主治医と治療方法を相談
検査結果によっては、治療方法を決めるのですが、残念ながら薬がみつかりませんでした。なので、②までしかおこなっていません。
薬剤がみつかった場合は、その後の治療方法を相談する流れになるようです。
これからの「がんゲノム医療」に期待!?
今回残念ながら娘の場合、薬がみつかりませんでした。薬がみつかるのは、10〜15%程度しかないので、この数値をみてどう判断するかだと思います。患者によって費用も高額にもなり、時間も掛かります。
個々のオーダーメイド医療は夢のようですが、近いうちに来るのかなと期待したいです💖
開発も進んでいるようなので、再度調べてもらうのも良さそうだなと思っています。
薬剤もこれからの期待がありますが、日本の医療技術も凄いと個人的に注目しています✨
最近だと、光免疫療法の本を読みました。
娘の治療では、水素吸入装置を使っています。
癌が風邪のように治る時代も来るかもしれないですね。色々と期待したいです!!
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