今日は本家のお嫁ちゃんと一緒に
動物病院です
エンジュばあさんはまた後日…(内服まだ数日分あるのと、時間がかかりそうだったので)
まりりんと、ヒナコの受診です
キャリーも車も怖いまりりん…
大鳴きです…ごめんよ
ヒナコさんの眼圧は左19、右22mmHgと安定です
コソプトを処方して貰いました
ただ、体重が…
2.1kgになっていました
元々食が細くて偏食、頑固なヒナコさん…
2kgしかなかったのを、シーバやおやつを交えてやっと2.5kgにしたのだけれど、歳のことも考えて、おやつを減らしたら体重も減った…
単純に高カロリーのご飯を食べれば増えるかという問題でもなく…
タンパク質が多いと腎臓にも負担がかかる
6歳のヒナコには宜しくない
でも2kg切ったら困る…おやつで体重を増やすのは本末転倒か
一応、体重が減る原因となる疾患がないかを検査します
(糖尿病や腎臓病など)
↑糖尿病は末期になると体重が減ります
結果は異常なし…
ヒナコは目が見えないので、香りにかなり敏感で
ご飯やおやつが気に入らないと絶対に食べません
缶詰やパウチは食べない
さてどうするか
悩みどころです
そしてまりりんの体重は
1月末の保護時1.6kgだったのが
2ヶ月半で400g増で1.98kg
でも、私もみんなも感じていた様に
先生も
「日当たりの良い部屋で暖かくしてもらって、
栄養のあるご飯を沢山食べてのこの増え方は少ないな」と…
(駆虫済)
血縁に猫白血病の子猫がいたこともあるので、
今日は検査をしてもらうことにしました
覚悟はしています
悪い試験結果を知っていて聞きに行く様な…
でも、仕方ないと思うあきらめもあって…
でも、どこかに期待もあって…
結果は
↓
↓
↓
猫白血病と猫エイズ、どちらも陽性のWキャリアでした↓
覚悟はしていたけれど、Wキャリアとなるとまた…
ちょっと落ち込みました
白血病はあると思ってたけどね…
でも、あの雪の寒い日、
体重も限界まで減って
低体温になって
死んだお母さんに会いたくて会いたくて戻ってきた
ようやく助かったまりりんが…
そう思うと、やはり…
やっとやっと助かったのに…
やっと春を迎えたのに…
「長生きは出来ないかもしれません」
そんな先生の言葉が、遠くに聞こえた気がしました
とにかくストレスフリーに…
他の猫との接触を避けて…
うん、わかってる
大丈夫
白血病の子は初めてじゃない
隔離はそのためだったし
ちゃんとすれば他の子に移らないことも知ってる
でも、頭に浮かんだのは
これからの事じゃなくて
お母さんと一緒に楽しそうに遊ぶ子猫だった「ちび」の姿
お母さんが死んで
叫ぶように鳴いていた「ちび」の声
雪の中行き倒れた「ちび」の悲しい姿
我が家に来て、みるみる回復したまりりんの甘える顔
可愛らしい声
実は健康体で、幸せになれるんじゃないかって
そんな期待もしてた
目が優しくなって
きっとこの子は、どこかの家庭に幸せを運ぶ猫になるって思った
そうか、Wキャリアかぁ…
帰宅して、落ち込んで
でも、それでも…人のうちに来てこんなにも表情が優しくなって…
これで良いんだ、と思い直したり
でもまた落ち込んで、泣いて…
こんなに甘えん坊になったまりりんが
綺麗な目をした子が
長くないかもと思うと、なかなかにしんどい
太る速度は遅いだろうけれど、2.5kgを目安に不妊手術をします
発情期による、ストレス軽減のためです
タワーも設置しないと
遊べるように
古いやつが空き部屋にあるから運んで来なきゃ
栄養のあるご飯はもちろん継続
食欲、元気、下痢とか
見ていくことは沢山ある
発症の合図を見逃さないようにしないと…
これからの事を落ち着いて考える…
まりりんの最期、を想像する
喉の奥が熱くなるけれど
大丈夫だ
治す手立てはないけれど
発症を遅らせることは出来るだろう
そして、発症したって
お母さんを喪って
寂しくて、寂しくて
「お母さん、会いたいよ」
って、そんな悲しい最期になることは絶対にもうないんだから
私が最期まで一緒にいる
大丈夫
大丈夫だよ、まりりん
まりりんにはね、
たくさんのお友達がいるからね
応援してくれる人も
本当に申し訳ないけれどご支援くださる方も
最期が幸せだったと
あの雪の中で死ぬことがなくて良かったと
そう思えるように頑張ろうね
私は最期まで一緒にいるからね
まりりんの譲渡はなしです
私が最期までお世話します
まりりんと暮らしたいと思ってくださった方
本当にありがとうございます
そう思って頂けただけで、まりりんは幸せです
毎日美味しいものを食べています
我が家で一番良い部屋で過ごしています
冬は暖かく
夏は涼しい
眺めはよく
お母さんと遊んだ畑が見下ろせます
まりりんは、幸せです
帰ってから大好きな缶詰を食べました
私は、まりりんのこれからの治療費のためにポーチ作りです
今日だけは落ち込むけれど
明日からまた気持ちを切り替えします
覚悟はしていた
大丈夫
まりりんは、生きています
沢山の優しさを頂いて
今、毎日をとても幸せに過ごしています
