祈り
私にとって音楽を奏でることは長いこと『言葉』でした…現実の言葉は結局のところ相手の経験や思考回路の中で変容してしまわざるを得ず私にとっては あまり役に立つ実感が持てなくて…だから 逆説的ですが演奏が出来るようになったところで現実の言葉に対しても新たに向き合うことが出来るようになりましたその時以降の新しい 言葉へのスタンスを以てして更に今 言葉の無力な側面を実感しまた新たな入口に立つことが出来ました自分の想いを伝える必ずしもの必要のないこと…『祈り』で良いのだと…発する言葉は伝える為ではなく表現理解されなくても良いし理解させなくても良いそこに自分の誠意が祈りがあれば良いのではなかろうかと…これから私の奏でる音の中に祈りが あれば良いのでは…と祈りは聞 いてほしい対象が理解してほしい対象者は必要なく祈ることこそが目的かもしれません…私自身は 一体どれだけの人のどれだけの想いを 感じ取り理解しているのだろうか…と省みたりしています