昨年10月に、朝日カルチャーで赤松明彦先生の『サンスクリット入門』出版記念講座を受講。
赤松先生の講座は1回限りの入門のほんの入り口という感じだったので、もう少し、がっつり勉強したいと思った。
そんなところに、朝日カルチャー名古屋教室のアーカイブ講座で、岩崎陽一先生の「はじめてのサンスクリット語」を見つけた。
通年でひと通りサンスクリットの文法の基礎が学べるようだったが、前・後期に分かれていた。
とりあえず、前期半年分のアーカイブ動画を購入。
このアーカイブ講座は、半年間で全12回の講座を、自分のペースで視聴できるので、忙しい私にはとてもありがたかった。
時間のあるときに、まとめて視聴したり、見直して復習もできる。
素晴らしいシステムだった。
ところが、半年で前期分をひと通り学んで、さて後期を申し込もうと思ったら、なんと、アーカイブ講座が終了していたのである。
あー、ショック!
どうやら、朝日カルチャー名古屋教室が廃止になるのが原因らしい。
せっかくサンスクリットを学び始めたのに。
途中で挫折か。
いやいや、そう簡単に諦め切れない。
半年やったし、あとは自力でいけるんじゃないか。
この半年の講座で、名詞の語形変化を学んで、これから動詞を学ぶところだった。
勉強の要領は、だいたい掴んでいた。
今、動詞を中心に自力で学んで4か月ほど。
使用している学習書を紹介しておく。
ちなみに、私は勉強するとき、学習書は複数使用する。
2、3冊を並行して学ぶことで、知識に偏りが生じないし、大事なところは、重複して学ぶことになるので、頭に定着しやすい。
まず1冊目。
朝日カルチャーの講座も受講した、赤松明彦先生の『サンスクリット入門』。
こちらは、例文が『ナラ王物語』、『マヌ法典』、叙事詩『マハーバーラタ』、そして、文学作品『シャクンタラー』などの古典から選ばれていて、まさに、めくるめくサンスクリットの世界、というかんじ。
文章は、ローマ字表記なので読みやすい。
語学書というより知的な読み物という雰囲気もあるので、ひと通り学んだら、復習がてら読書として楽しみたい。
2冊目。
石井裕先生の『サンスクリット語』。
CDと音声アプリて発音も学べる。
NHKラジオの語学講座のように1レッスンが人物の会話(いわゆるスキット)とその解説で成り立っている。
主人公であるユカという日本人の女子学生が、インド人(?)とサンスクリットで会話している。
私も好きなインド映画『バーフバリ』の話題が出てきたり、舞台は完全に現代である。
表記はデーヴァナーガリーなので、慣れないと読みにくい。
この本をテキストにして、著者の石井先生が、朝日カルチャーで講座を開講されているが、週1回平日開講で、見逃し配信すら見逃してしまうほど私は時間に余裕がないので、私には受講は無理。
この本で自力で学べると思うが、著者が解説してくれる講座を受講した方が絶対よいとは思う。
3冊目。
J.ゴンダ著、辻直四郎校閲、鎧淳訳『サンスクリット語初等文法』。
岩崎先生のアーカイブ講座で使用された教科書。
1974年初版発行から50年以上版を重ねる名著。
表記はローマ字。
練習問題が豊富だが解答がないので、指導者がいないと路頭に迷う。
岩崎先生の講座では、練習問題が宿題となっていたが、追加動画で丁寧な解説をしてくださっていた。
後半も受講したかったがアーカイブが終了してしまって受講できなくなったのは残念。
またどこかでやってください、岩崎先生。
その際はアーカイブ動画にしていただけるとありがたいです。
4冊目。
平岡昇修先生の『初心者のためのサンスクリット辞典』。
教科書ではないけど、これは必需品ですね。
上の3冊には、巻末に簡単な単語リストが載っている。
日本語とサンスクリットの初学者向けの本格的な辞書がないためのようである。
たまたまアマゾンで、この本を見つけたので、ポチってみた。
結構使えます。
サンスクリットー日本語の辞書は当然ついているが、英語ーサンスクリットの辞書もついているのがいい。
アマゾンのレビューにあるとおり、本がデカいのが玉にキズ。
でも、サンスクリットを学ぶならこれ、あった方がいい。
以上、主に使用している本をご紹介した。
私のノートの一部を公開。
デーヴァナーガリーに書き慣れてきたか?
かなり雑だけどー。
子音が続くと一文字の中に情報量が圧縮されて細かくなるぞ。
結合文字は老眼にはつらい。虫眼鏡🔍必須。
デーヴァナーガリーに慣れるために、ローマ字で書かれているものをデーヴァナーガリーに書きなおしたり、デーヴァナーガリーに書かれているものをローマ字に書きなおしたりしている。
練習問題の解答は、そのままデーヴァナーガリーで書いている。
こんな感じで、なんとか自力で文法を一通りやってみる。
サンスクリット、この先何かの役に立つとはあまり考えていないが、とにかく楽しい。




