「空海を訪ねて」の復活第三弾は、お馴染み京都の東寺だが、その前に。


今回の関西の旅の目的の一つは、京都国立博物館の特集展示「日中書の名品」の鑑賞。

空海の筆よりなる国宝「金剛般若経開題残巻」が見たかった。

文中に加筆訂正した跡があり、草稿であるが、ノリノリで書いたんではなかろうか。

醍醐寺の国宝「大日経開題」と比べてだいぶ印象が柔らかく、自信に満ちた空海らしい書。

(「大日経開題」は、密教勉強中の空海の必死が伝わり、非常に貴重だと思ってる。)

写真は、e国宝より抜粋させていただきました。



京博の後は、智積院へ。


智積院では、宝物館で長谷川等伯の障壁画(国宝)を鑑賞し、宿坊智積院会館内の茶寮で冷たいお蕎麦御膳を頂いた。(関東人なんで蕎麦とうどんでは蕎麦を選んでしまう。ダメだな。)

智積院会館でこんなの見つけた。

来年のゴールデンウィークは奈良かな。


智積院金堂。



智積院のご本尊は大日如来さま。

意外に、真言宗のお寺でご本尊が大日如来さまって見ない気がする。

とてもご立派で美しかった。


そして京都の最後は、東寺へ。

京都まで来て、ワシに挨拶なしかよ、と言われぬように、立体マンダラの大日如来さまにもお会いしないとね。


講堂で大日如来さまと久々のご対面の後、西院の御影堂(国宝)へ。


前回来たときは、改修工事中で入れなかった。

今回やっと来られましたよ。

堂内の弘法大師像も国宝。

いつ来ても、空海がお住まいになられた御影堂の辺りの気がすごくてクラクラする。

「身は高野 心は東寺に おさめをく」

よほどの思いを寄せていたのか、ここに空海の魂を強く感じずにいられないのである。