Amazonプライムで評価の高かった「オーケストラ」を見ました。
パリの映画で、ルーマニア出身の監督ラデュ・ミヘイレアニュの作品です。
舞台は、ロシアのモスクワとフランスのパリ。
見るのはアメリカ、イギリスの映画ばかりだったので、私にとってはちょっと新鮮な感じでした。
冷戦の深刻な時代背景もあるけれど、ロシア人の豪快さに何度も苦笑いしましたよ![]()
そして、チャイコフスキーの音楽にのって流れるストーリーに泣きました![]()
まだ配信しているので、出来るだけネタバレしないように感想を書きたいと思います(無理かも・・)
【映画】オーケストラ!あらすじ
劇場清掃員として働くさえない中年男アンドレイ・フィリポフ(アレクセイ・グシュコブ)は、かつてはロシア・ボリショイ交響楽団で主席を務めた天才指揮者だった。
彼は、共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶し、名声の絶頂期に解雇されたのだった。
ある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。
それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容だった。
その瞬間、彼は、かつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込むことを思いつく。
(Amazonビデオ)
【映画】オーケストラ!のみどころ
チャイコフスキーのバイオリン協奏曲の魅力たっぷり
クラッシックは全然くわしくないし、リラックスしたいときにYouTubeで適当に聞く程度の私ですが、素晴らしいでっす![]()
徐々に完成されていくオーケストラの演奏に感情がぐわ~っと高ぶっていきます。
素晴らしい音楽に乗ってどんどん物語の情景が深まりピークで感情が爆発![]()
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あ・・・・なみだが( ;∀;)
ロシアのジェネレーションギャップ
今も共産主義の復活を夢に抱いている中年ロシア人とビジネスを趣味でやってる大金持ちのロシア人。
ロシア系ユダヤ人の父親は無駄なことにはびた一文お金を使わないけれど売る物の価値にこだわる、一方息子は売れる商売ならこだわりなんてない今どきな感じ。
ふたりとも商売スキルの高いユダヤ人というのは共通してるけど![]()
ロシアでも世代間のギャップがあることが分かります。
登場するロシア人が面白い
裕福ではない環境で生活している偽物のオーケストラの団員達が、パリに到着するやいなや糸の切れた風船のように好き放題やりだす。
年寄りのロシア系ユダヤ人は音楽はそっちのけで金儲けに一生懸命。
偽造パスポートから衣装やら楽器やらとっても頼りになるロシア在住のジプシーは、世界中にネットワークを持っているみたい。
そんないろんな人種がいる今のロシアを風刺しているようで面白かった。
もっとシリアスな物語を想像していたら、実は喜劇でした。
普通に考えたら(そんなん無理だろ!?)ってなるけどね。
生活の一コマ
ボリショイ楽団を偽装してパリの劇場と交渉するための提案書をアンドレの自宅リビングで相談をするシーン。
妻が商売の電話をしながら用意していたのが紅茶とジャム。
やっぱりこのセットはロシアでは一般的なんですね。
親友のサーシャは紅茶に入れるためにキッチンに砂糖をもらいに行きます。
ジャムに加えて砂糖ってどんだけ甘党!だから太るんだよ!とジャムは紅茶に入れる甘味だと思っていたら、実はこのジャムは紅茶のお茶うけなんですって![]()
ロシアの生活ってなじみがないのでこういった食文化の違いが生活の一コマが面白いですよね。
影響力
今年見たグレイテストショーマンというミュージカル映画では、最高のショーを作ろう!主役のPTバーナムがメンバーの一人一人のココロにやる気を漲らせ音や踊りのパフォーマンスに力を与える強烈な影響力をもった人物でした。
オーケストラでも一人の女性の引くヴァイオリンの演奏が他のオーケストラの音色にどんどん影響を与えていきます。
そんな潜在的な能力を引き出す力が音楽にはあるのかなと思いました。
最後に
クラシック音楽が分からなくても最後の演奏は感動すると思います![]()
私は感動しました!
この映画を見終えたからソビエトやチャイコフスキーに関連する事を少し調べてみました。
するとチャイコフスキーはソ連共産党に政治利用されていたみたいですね。
それほどまでにロシアの中でチャイコフスキーは、シンボル的な重要な存在だったようです。
でもどんなに政治的に利用されても、人物をゆがめられてもチャイコフスキーの音楽は素晴らしいことは真実ですね
オーケストラ!は笑いたい、泣きたい、感動したい、、とい方にお勧めの映画でした![]()
ご覧いただきありがとうございました。
それでは![]()
