解離性同一性障害(多重人格障害)40余りの人格と共に生きる -13ページ目
殺される夢をよくみる

普段の夢は
夢の中の自分を見ている、もうひとりの自分がいる

でもなぜか
殺される夢はそうじゃない

殺される夢をよくみるが
殺される夢は、殺される自分をみているもうひとりの自分はいない

自分が直接殺される

殺される夢は、随分前からみていた

誰だか解らないが
人を殺す夢もよくみていた

確か、小学生の頃からだったように思う

人を殺す夢は
自分が殺される夢よりも断然少ない

ほとんどは自分が殺される夢ばかりだ

誰かと一緒に眠る時には
一緒に寝ている相手を殺してしまうんじゃないかという恐怖でいっぱいになってしまうため
人と一緒に眠る時には
一緒に眠る相手を殺せないよう、手首をきつく縛ってもらって眠る事はよくあった

今の彼と一緒に住むようになってからも
人を殺す夢をみていたが
自分が殺される夢がやはり断然多い

自分が殺される夢をみる度
殺される直前、彼に起こされるようになった

今日もそうだった

最初は、なぜ彼が殺される直前に起こしてくれるのか解らなかった

私がうなされている声で彼は目を覚まし
私がうなされる度、私をゆすって起こしてくれている事を知った

殺される夢をみる度
彼が起こしてくれるようになったが
起こされてからも私はまだ夢なのか現実なのか解らず
私を起こしてくれた彼に対し
怖くてたまらず叫んでしまったり
夢なんだと気づくまでに時間がかかる

主治医に以前話した所
自分の願望が、どこか入っているのかも知れないと言われた

殺るか殺られるか
物心ついた頃から、そんな思いでいっぱいだった

いつか殺される

まだその恐怖から抜け出せないでいる自分がいる

一歩も外へ出る事が出来ない

もうどれくらい経っただろう

人が怖くて
人の顔を見るのも怖くて
外へ出る事も怖くて
体力もなくて
誰にも会いたくなくて
人に逢うのが怖くて
理由もなくただ怖くてどうしようもなくて

一歩も外へ出る事が出来ない

ただ怖い
わけもわからず
ただひたすらに怖い

今日こそは
明日こそは

そう思うのだけれど
身体が動かない

睡眠薬を飲んでいるわけでもないのに
一日20時間程寝続ける日々が続いたかと思うと

睡眠薬をいくら飲んでも一睡も出来ない日々が何日も続く

過眠と不眠が交互に繰り返される

せめて、外へ出れるようになりたい

だけど怖くて
わけも解らず怖くて
一歩も外へ出れない

何週間経っただろう
もっとだろうか

一歩も外へ出る事が出来ない

怖くてどうしようもない
体力も底をついてきた

怖い
怖くてどうしようもない

わけも解らず怖い
怖くてどうしようもない
疲れた
疲れた

全ての事に疲れた

死にたい

だいじょうぶ
死にたいって言えるうちはだいじょうぶ

言うだけ
本当に死ぬ時は誰にも言わない

誰かに言ってから死ぬ人はいないだろう
そんなばかはいないだろう

誰にも逢いたくない
誰の顔も見たくない
誰の声も聞きたくない
誰とも話したくない

疲れた

何も食べたくない
食べることにも疲れる
食べたくない

笑えない
泣くことも出来ない

何でみな笑えるんだろう
何が楽しくて笑えるんだろう

どうすれば泣けるんだろう
どうすれば泣けるようになれるんだろう

何も出来ない
何も出来なくなった

病院へも通えてない
病院へ通える体力がない
そんな体力残ってない

最後に病院へ行ったのはいつだろう
去年の10月頃だろうか
もっと前だっただろうか

今が何月なのかも解らない

記憶出来ない
何も記憶する事が出来ない

何も出来ない

なぜこうなったんだろう
何でこうなってしまったんだろう

疲れた

それだけ
まだそれだけ

だからだいじょうぶ
たいした事じゃない

誰か殺してくれないかな
それも面倒くさいな

最後は自分で死ぬ
簡単な事だ

面倒くさい
疲れた

疲れたよ