こんにちは
アパレル歴20年。
整理収納アドバイザー&
クローゼットスタイリストの
戎谷洋子です。
ご訪問ありがとうございます。
初めてお越しの方は
寒さ・型崩れ・摩擦を乗り切るおすすめの対策
ではここからは、お悩みを解消する対策を挙げていきます。
①真冬に着るならダブルフェイスを選ぶ
同じ「ウール」でも、ダブルフェイスと言われる、
2重形状で密度の高い素材があれば、
素材自体が風を通すものもあります。
「ダブルフェイス」とは2枚の生地を
、裏側同士で貼り合わせている素材のことです
そのため強度があり、型崩れが少ない。
また風を通さないので保温力も高くなります。
2重になっているのにとてもしなやか。
裏地のないデザインを活かしてくれる、
人気の素材です
②インナーダウンを着る
コートの中に薄手のインナーダウンを着ると、
簡単に寒さ対策ができます。
ダウンが温かいので、
中に着る服も薄手素材を選べます。
そのため、スッキリみえるコーディネートが
できるのも嬉しいところ
厚手の服を重ねないので、
コートの型崩れも防ぎやすくなります。
また、滑りのいい素材のダウンを選べば、
摩擦を減らして毛玉対策にも。
形はジャケットタイプやベストもあるので、
シーンや服に合った形を選ぶとより快適です。
そしてインナーダウンはコンパクトに
収納して持ち運べるタイプがおすすめです
天気予報に合わせてバッグにポン
裏地のないコートには強い味方です。
③摩擦の解決にはやっぱり裏地アリを選ぶ
ここまで解決策を書いてきましたが、
「どうしても摩擦が気になる」という方には、
裏地のあるコートをおすすめします
これまで、私自身も
着こなしで対策をしてみました。
しかし、脱ぎ着するときの引っかかりは、
なかなか解消が難しいと感じています。
「分かっているけど総裏地は重たい」という方は、
腕の内側にだけ裏地のあるコートという選択肢も。
この着心地については、
着用中よりも脱着時のストレスが大きい
のではないでしょうか
腕がするっと滑るだけで、
引っかかる感覚はすいぶんと減らせます。
「失敗」と思ってクローゼットに
眠っているそのコート、
本当は「失敗じゃない」かも
裏地のないウールコートは、
カジュアル感もリラックス感も表現できる、
使える一枚
でも冒頭に書いた通り、当時はお客様と同じく
私自身も困っていました
せっかく気に入って購入したあとに
「思っていたのと違っていた」
と感じてしまうのは、
とても残念なことです
しかし多くの方が同じ悩みを持っていたからこそ
年々、素材が工夫され、
インナーダウンも豊富になりました
対処法はシンプルですが、
とても効果が高いと実感しています。
もし、同じように「コート選びに失敗した」
と思っている方は、ぜひインナーダウンを
お手持ちのコートも
本当は失敗じゃなかったかもしれません。
そしてこれから購入を検討されている方は、
素材や裏地の有無も確認してみてください。
コートは服のいちばん外側に着るので、
目に触れる回数が多くなります。
気持ちよくコートを着こなして、
心からファッションを楽しんでいただく
ヒントになっていれば幸いです。
それでは今日はこの辺で
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