エイリアン



奇妙な奴だ


緑色の顔


腫れぼったい


大きな目


手足は蜥蜴のようで


口からは赤い


長い舌が


チロチロと



気持ちが


悪いと思って


ぼくは思わず


目を逸らした


大きな目が


ギョロギョロと


辺りを見まわして


まるで威嚇するように


いや、


何かに怯えているから?


自分には


まるで無頓着で


常に人の気配に


注意をはらっている



なぜ


あのバケモノは


わずかに


震えているのだろう?



部屋の鏡を見て


ぼくは驚いた


あの、


バケモノは


ぼくだったから



いつの間に?


いや、


最初から


こうだったのか・・・


それとも


いつしか変わってしまったのか・・・


ぼくは人知れず


静かに


涙をながした