ここまで精密に動きを分析している人はいるのだろうか。
どこまでも美しい動作を突き詰めた結果、
そこに現れたのは、いつまでも余韻を残す後ろ姿。
今日、コンサルティングの後半でAsami先生が魅せてくれた歩く後ろ姿。
腕の使い方、そして腕のあるべきポジション。
私達が普段、一般的に目にする歩き方としての、肘を少し曲げ、腕を前後に振り動かしながら歩く姿。
一方は、肘を曲げずに伸ばし、腕を肩のラインよりも後方に引いて一切動かさず、後ろに在る手首、指先だけはわずかに動かして歩く姿。
この両者の比較を目の当たりにした私は、愕然とした。
前者はとても幼稚で雑音を感じる印象であり、後者は静けさの中にもわずかな軽やかさと、凛とした品のある女性性を感じた。
両者とも、美しいワンピースに美しいハイヒールとその歩き、にも拘らず。
後者の歩く後ろ姿から、顔は見えなくてもその腕、その背中からエレガント且つ躍動感を感じる。
いつもでも目で追いたくなる後ろ姿。
ここまで美しく歩くという動作を研究し尽くした方は、asami先生以外に果たしているのだろうか。
この僅かな違いで、周りに与える気品ある印象と、自分自身の心が高められるという恩恵を受け取ることが出来るかどうか。
もっと多くの女性にこのことを知って頂きたい、そうすればもっと美しい世の中になるのでは。。。と希望と使命感を感じた瞬間でした。
凜・walkingstyle