木を切ることは絶対悪?2 切らなければならない木もある | 林業妻の山暮らし

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※このブログは森林や林業について素人だった私が得た知識の中で、素人目線で書いているブログです。
プロの方や有識者様から見て“おかしいだろ!”と思うことがもしかしたら出てくるかもしれません。
そんな時は優しくご指摘いただければ幸いです。

 
前回に引き続き
 
木をなぎ倒す=絶対悪なのか
についてのブログです。
 
木を切る必要性として
 
1、木材が欲しいから
2、その木を切る必要があったから
3、その木が邪魔だから
 
がありましたね。
そして、 1、木材が欲しいから については前回のブログに書かせていただきました。
なので今回は
2、その木を切る必要があったから について掘り下げましょう。
 
木を切る必要?
それはどんな時に必要が出てくるのか・・・
邪魔だから!は次回説明するので、その答えはさらっと流して(^▽^)
例えば前回出てきました間伐です。
 
間伐、簡単に言い換えると間引きみたいなものです。
詳しくは前回の記事をご参照ください。
↓↓↓↓
木を切ることは絶対悪?1 木材を必要とする人間
 
木を太く長く大きく育てるには陽の光が必要、つまり、密集しすぎた森は木が日光浴できません。
また、隣同士の木の枝がぶつかり合ってしまっては、やさぐれて(勝手な想像w)すくすく伸びてくれません。
 
なので、「こいつは大物になるぞ!」という木を残して
戦力外通告された木を倒していくのです・・・。
 
間伐前

間伐後


戦力外通告された木!すなわちそれが“その木を切る必要があったから”の木なのです!
 
もちろん戦力外通告された木にも生きる道があります。
それは
・集成材
・再生紙
・ファイル
・木材チップ
・ペレット
...などなど
 
私たちが生活していくうえで必要なものに姿を変え、活躍してくれます。
 
まとめると、
なぜ木を切るか2の答え
その木を切る必要があったから=他の木を大きく育てるために必要な間伐(間引き)
それによって出る丸太も、使用用途はちゃんとある。
 
これに関しても
木を切ることが絶対悪ではないと理解していただけましたでしょうか?


 
では今日はここまで。
私は間伐材からできているはずの割りばしで、カップ麺をすすりたいと思います。
これは最近離乳した自分への“甘やかし”です★
 


 

あとですね・・・
大雨や大雪、落雷などで倒れてしまった木、倒れそうになっている木についても
“切る必要がある木”なのですが、
それは次回
“3、その木が邪魔だから”
と一緒に書きたいと思います!!