2023/06/01(父の病院 17.) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.












今日は
4月5月と
透析手術で入院していた父の
退院後初の
診察と検査だったのだが












検査結果は良好で
透析や食事療法がうまくいっている
と言っていただき











久しぶりに

お世話になった先生お二人や

看護師さんにお会いし













父は本当に大切にされ

わたしや母には

優しい言葉や

過ぎた緊張が緩む言葉をいただき












母は
今までの重圧を思い
泣いていて
わたしもホッとして
こみ上げた











今日はかなり検査や診察で長く歩くので、まだ体力の回復していない父には無理だろうと初めて車椅子を借りたのだが、これは父が検尿の尿が出ないため 笑、両親二人で自販機で飲み物を買いに行くところで











そして
退院してから
透析自体はうまくいっていたのだが












透析の選択で迷いが生じて
もう色々、二転三転して
全く落ち着いていなかったのだが












今日
病院に行く前と
病院に行ってからと
診察中に
腑に落ちることがあり
やっと落ち着き










もう、それは

今日が退院のような

何かが終わったような

何かが始まったような

有り得ない大解放を感じ

発狂して帰ってきた












もう、初めてのお使いみたいに、ツッコミどころ満載のお買い物で 、結局尿は出ず 笑、検査も出来なかったが 笑、全く問題なく 笑、必要の無い便は出るわ 笑、帰宅後すぐに尿が出るわで 笑、これもツッコミどころ満載だった 











そして

ツッコミどころ満載の

ボケとボケとボケでしかない

夫婦漫才のような二人を見て 笑

老いていく二人を見て












今日改めて

「ああ、いつか死んでいくんだな…」

と思いながら












「ああ、〝死なないで…〟

と思う自分がまだいたな…」

と思い











でもそれは

起こるべきときに

自然に起こることだから

もう手放そうと思った











そしてそれは
起こることを黙って見ている
ということで












それは
両親や両親の運命や
自分に起こることを信頼する
ということで








だから
彼らの命が短いのか
物凄く長生きするのかは
わからないが 









手放せたことが
大解放で
発狂し











「ああ、ここまできたんだな…」
と思った