父との対話 2. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.












わたしが
保育園の頃から
両親は共働きだったので












母が仕事で
父が休みの日は
よく公園などに
連れて行ってくれたのだが









中でも
物凄く印象的だったのは
競艇に
連れて行かれたことだった 笑











それは
競艇内に
子どもたちが遊ぶ
公園があったからで








わたしと
2歳上の姉は
朝早く競艇に着いたら
すぐに公園に置いて行かれ 笑










そこには幾つも遊具があり
姉とは仲良く遊び
子どももたくさんいたので
お友だちになることもあった










そして
昼に父が迎えに来て
お昼を一緒に食べたら
また午後もそこに置いて行かれ 笑








まるで
保育園のように
夕方父は迎えに来た 笑










そして
父はちょっと
ヤンチャなチンピラ風で 笑
サングラスをかけて
ガムをよく噛んでいたのだが 笑









帰りに
満車の駐車場をくぐり抜け
自分の車に
たどり着くまでに










よく、その
クチャクチャと噛んだガムを
他人の車の
運転席の鍵穴に
ピタッとくっつけて 笑










「この人、どうするやろな!」
とわたしたちに言いながら
爆笑していた 爆











そしてその話を
大人になって
小さい頃の記憶が
よく残っている姉にしたら
全く知らないと言い








もちろん
母も知らず 笑
母は子どもと
競艇に行っていたことすら
多分知らず 笑









だからそれは
わたししか知らない 
わたしにしか見せない
ヤンチャな父だったのかもしれない 笑









そして
わたしは










母が常識的な
真面目な人で
躾も厳しかったし









保育園に行き始め
善悪なども
分かるようになってきたので









それが
悪いことだと
当時3歳のわたしでも
分かったが 笑








父があまりにも
愉快で
楽しそうで 笑










ああ
こんな大人もいるんだ 笑
こんな大人でもいいんだ 笑
と思ったことは









一般的には
良くないことかも
しれないが 笑










圧倒的に
幸せで安心で平和な
地上天国から










どんどん分離し
緊張し始めていた








救われた
気がした