『無条件で愛されなくても
わたしは無条件で愛せるか』
これは
これまでの人生の
大きな課題だったのでは
と
ふと
思った
なぜ
この人たちが
自分の両親なのか
なぜ
この家族なのか
と
生家でも
家庭を持っても
思っていた
でも
自分を
知れば知るほど
愛すれば愛するほど
善悪より
直感で
生きれば生きるほど
常識より
宇宙の流れに乗って
生きれば生きるほど
人生には
最善なことしか
起こらないことが
わかり
だから
それからは
一つ一つを
肯定しながら
生きてきて
この両親に生まれ
この家族と生きてきたことも
納得しかなくなり
そして
全て
愛しかないことも
わかり
両親にも
元夫にも
子どもたちにも
猫たちにも
今まで
出会ったひとや
世の中にも
無条件の愛しか
無くなった
だから
無条件に
愛せないこともあった
わたしを
それでも
無条件に
愛し続けてくれた
息子は
ずっと
この境地を
生きていたのか
これが
神の愛か
とわかり
わたしもこうして
愛されてきたことも
わかり
『無条件で愛されなくても
わたしは無条件で愛せるか』