この
夜中もずっと
終わった
始まったと
爆発していたら
朝
彼女も
本当の本当に
始まったね
と言った
そして今日は
ゆかりちゃんの
長男くんの
中学校の卒業式で
長女さんが
急遽県外から
お祝いにかけつける
ことになった
と言い
鈴鹿に電車で
到着する時刻が
卒業式が
始まっている時間で
彼女が
迎えに行けないから
と
わたしが
迎えに行くことに
なり
ああ、また
家族の壁を超えた
何かが始まったと
思った
そして
わたしは今
愛車を手放したので
車が無く
そして
月曜日の午後は
母がコーラスで
毎週車を使うので
車は無いのだが
今は
コロナウイルスの騒動で
お休み中だったので
問題なく
両親の車を
一日使えた
そして
まず
はんなちゃんを
迎えに行くと
雨の中
傘を差して
待っていて
泣きそうになった
そして次に
出産までの経緯を
ずっと聞いていた
長女さんのお友だちと
彼女が最近産んだ
赤ちゃんを乗せると
また涙が溢れ
長女さんを
迎えに行き
彼女とお友だちの
純粋な
剥き出しの魂を
背中に感じていたら
また涙が溢れた
そして
わたしたちは
わたしの母校で
三人の子どもの母校で
当時
お世話になった
校長先生は
その後
養護教諭になった
長女の今の赴任先の
校長先生だという
息子の絵を
寄贈させてもらった
この学校へと
向かった
そして
式が終わるまで
車で待ち
卒業生と
保護者と
先生方が
外に出てくると
わたしは
このときのように
夢か現実か
わからない
原爆の
爆心地のような
爆発と静寂が
同時に在る世界で
でも
凄く当たり前に
ゆかりちゃん家族の
記念写真を撮っていた
そして
皆が思い思いに
記念撮影をする
様子などを
見ていたら
突然
おばちゃん?
と声をかけられた
でも
関係の深い
母校とはいえ
その日は
全くの部外者の
わたしに
知り合いがいるとは
思ってもいなかったので
わたしが
キャトンと
していると
それが
知る
前に住んでいた家の
近所に住んでいた
子どもたちの幼なじみの
年の離れたお姉さんだと
わかった
そして
彼女も当時
よくわたしを
慕ってくれて
その後
一人目の子どもが
生まれたときなど
見せに来てくれていたので
その
懐かしさに
一瞬で
喜びが爆発し
今日は
その子の卒業式だと
教えてくれた
そして
お母さんや
兄弟は皆
元気かと聞くと
皆元気で
末っ子のこの弟さんは
とても幸せな
結婚をして
仕事も一生懸命して
二人の子どもの
本当に良い
お父さんになっている
と教えてくれた
そして
うちの子どもたちと
本当に仲が良かった
妹さんも元気だと
言い
今日たまたま
10年以上会っていない
その妹さんのことを
思いだしていたことを
思いだし
お母さんは
息子りんと同じ
誕生日だったことも
思いだした
そして
うちの
三人の子どもたちの
元気な様子を伝えたら
とても喜んでくれ
彼女も
とても幸せそうで
二週間前に
一番下の子を
産んだばかりだと言い
エネルギーが
爆発していて
彼女たちも
波乱万丈な
人生だったので
よく頑張ったね
と抱き合って
泣いた
また
別の方にも
声をかけられ
キョトンとしていると
息子の
同級生の
ゆうやくんの 笑
お母さんだった
そして
彼女が
二世帯で
暮らしている
義父母さんと
わたしの両親が
仲が良いので
お元気かと聞くと
お元気だと言い
最近お宅に
お邪魔したんじゃないかな
と言うので
帰宅後
母に聞くと
昨日
義父さんが
うちにみえた所だった
と言った
そして
長女さんと
お友だちが
昔お世話になった
先生を探していて
なかなか
見つからないので
もう諦めて帰ろうと
していたが
わたしは
会わせてあげたかったので
他の先生に声をかけて
その先生を
探してもらったら
その先生が
二人に
会いに来てくれた
そして
その先生は
10年くらい前
バスケ部だった
わたしの次女が
とてもお世話になった
他校の監督さんで
当時
キャプテンだった次女もだが
親の代表だったわたしも
大変お世話になった
先生だった
でも
他校の先生で
昔のことなので
わたしのことまでは
覚えていないだろうと
声をかけさせて
貰ったら
よく覚えて
下さっていて
びっくりして
当時の話を
懐かしく
させてもらい
また先生の
四人目の
子どもさんの名前は
りんだと言われ
それらを
帰宅して全て
長女と次女と母に
話すと
皆
びっくりし
本当に喜んだ
そして
式が終わってからは
ゆかりちゃんの
次男くんも合流し
皆で焼肉を
食べに行くことになり
わたしは昨夜
ふと
お肉が食べたいと
滅多にしないような
ツイートを
していたことを
思いだした
そして
赤ちゃんがいるので
座敷がいいかな
と言っていたが
わたしは
抱きたくて
たまらなかったので
どんな場所でもいいよ
わたしがずっと
見ているから
ゆっくり食べたらいいよ
と言い
この時の会計は
ゆかりちゃんと
長女さんが全て
払ってくれて
次女の
小さいときとそっくりな
大人しくて愛らしい
この女の赤ちゃんは
愛という字が
名前に
付けられていて
子どもたちの
笑い声を聞きながら
泣きそうになりながら
わたしはまた
夢か現実か
わからない世界に
浸っていた
そして
家に帰ってきて
家族や猫たちとの
世界に
また喜びが爆発し
長女も
生徒や保護者の方から
たくさんの
プレゼントをもらって
帰宅し
夜には
NEWSファンにも
喜びの爆発が起こり
その世界にも浸り
わたしは
一日を振り返り
一人で泣きながら
ああ、もう
明日は無い
と今この瞬間を
全力で爆発して
生きるんだ
それが
始まったんだと
思った