”商品と作品” | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.



























息子りん
こちらの絵を
購入したい
という方が現れた










だから










一切の思考をとっぱらい
買ってもらうかもらわないか
関係なしに










絵と対話しながら
値段を決めた










そうしたら
一瞬で
値段が決まり
ワクワクが止まらなくなり










左の
オイルパステルの絵は
今はお譲りするときではない
気がしたら








案の定
決まらなかったが









右の初期の
アクリル絵の具の絵は









最初その方が
予想されていたより
高い金額だったが








購入して
頂けることが
決まった























そして
先生は









絵の値段を
最初に決めてしまうと
商品になってしまうが









今回のように
欲しいと思った方が
いた後に







絵と対話し
値段を決定し
それを購入してもらう
という形にすると

 





それは
作品になる









と言われ











息子の絵は
純粋にこの絵が
好きな方に買って頂きたい


 






そうでなければ
売れなくてもいい









そして
相手がお金持ちだから
そうでないから
値段を決めるのではなく









どんなひとに
対しても
平等で
ニュートラルでありたい








とわたしが
話すと









それが
本来の
芸術品の売買の
在るべき姿だが









それを
実行しているひとは
少ない








先生は言われた










そして
アートの世界は
無限で









ここに
彼の人生が詰まっていて
これは
彼そのものだから









100万円でも
1000万円でも
お母さんの感覚に従い
無限に進めばいい









そう言われ
わたしは
涙が止まらなくなった