そして
わたしたちは
最初にイメージを持ち
それを
持ちつづけたまま
それを
持ちつづけることに
こだわったまま
絵を描いてしまうが
絵は
思い通りにいくより
起こっていくことが
面白く
そのためには
絵とその都度
対話をすることが
大切なのだが
りんくんは
それができている
と
そして
普通は
ああして
こうして
と
段取りをしながら
描いてしまうが
りんくんは
その段取りが
一切なく
今
目の前のことに
一生懸命向き合っている
ただそれだけで
だから本来
段取りなんて
必要ないんですよ
と言われ
それは
人間も同じですよね
と話した