出産 ⒊ | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.
















そして
彼女は












夕方
仕事で出先にいると
仕事が休みだった
娘さんから











「お腹が痛い!
出血している!」
と電話があった
と話し始めた












そして
「とりあえず、救急車を呼んで!」
と言い












自分の職場に
そのことを
伝えると











ちょうど
出先が自宅近くだった
ことから











直帰の
許可が出たので
自宅に帰ると











ちょうど救急車が
到着したところだった
と言い













わたしも
彼女から
電話があったときは












ちょうど
出先から帰ってきた
ところだった












そして
救急隊員の人に
内科のある病院を
お願いしたところ













救急隊員の人が
産婦人科かもしれない
と言い











彼女は
有り得ない…
と思ったが












救急隊員の
直観に任せ
産院に向かい 











そのとき
夕方の大渋滞の
時間が止まっているような道路で
皆が道を開けてくれ












自分たちだけは
そんな事一切関係なく
どんどん、ぐんぐん
進んでいき









それはまるで
モーゼが海を割ったようだった…
と後に友だちは言っていた













そして
到着した産院の
産婦人科医は











「今37週の臨月で
赤ちゃんの体重も
2700gを越え

子宮口も
3cm開いているので

今日にも
生まれるかもしれない」

と言い













その時
初めて
彼女も娘さんも
妊娠を知ったと
言った












でも
妊娠を知った瞬間
彼女は
嬉しくてたまらず











娘さんは
びっくりした
と言っていたが













お母さんに
「わたしは
嬉しくてたまらないよ…」
と言われたことで












娘さんも
ホッとし















そして
先生からは











「考えなきゃいけないことは
色々あるけど
とりあえず今は

今すぐ
お母さんになる覚悟だけして!」
と言われ













その時
やっと











娘さんは
落ち着き
覚悟をしたと
言い












こうして













突然
目隠しをして
ジェットコースターに
乗せられた
わたしたちだったが











不安は
1パーセントも
1ミリもなく
ただ












スリリングで












エキサイティングで










クレイジーで











ミラクルで












小説よりも
ドラマティックな











愛と
喜びと
安心と
感謝しかない
ドラマを












大絶叫をしながら
楽しみ始めた