そして
息子は
恥ずかしいという概念や
善悪の判断が少なく
また
知覚や視覚など
感覚の問題もあり
洋服を
逆さまに着たり
暑くても寒くても
着の身着のまま
ということがある
と話すと
また
わたしたちが
サインを書こうとすると
どうしても
わざとらしくなるが
りんくんが
ほとんど字が書けない
ということが
作為のない
美しいサインに繋がり
それは真似ができない
と言われたとき
この世界では
そして
だんだんと
器用であることや
空気を読むことや
他人の評価や
常識を重んじ
ひとと常に競走し
ひとと比べて
恥ずかしくない
生き方をすることばかりに
目を向けている
わたしたちが
自分らしさを
思いだすときではないかと
思うようになった