元夫は
溺愛する
息子を
幼く
障害があり
何とかしてあげる
必要があり
絵の才能は
あるが
そう
大したものではなく
息子には
自分が居なくてはいけない
と思っていて
絵を
描くか描かないかは
どちらでもよく
いかに
二人だけで
閉鎖的に
生きていくか
いかに
わたしから
直感から
幸せから
息子を
引き離すかに
必死で
わたしは
息子は
宇宙の真理を知る
賢者で
何も
教えてあげたり
学ぶ必要がない
どころか
彼に
教わる必要がある
人生の師で
世界に通用する
絵の才能があり
それは
世界一で
これから
世の中に
出ていく人間で
息子が望むなら
一人ででも
親から離れ
世界へ
羽ばたいていけばいい
と思っていて
わたしは
いかに
息子を
解放させるかを
ずっと
考えていて
だから
それは
わたしの場合
直感であり
それは
純粋に
息子のことでも
あると思うが
お互い
自分を観ている
鏡でもあると
思っている
