家庭内別居は
同じ家に
いるのに
まるで
別次元を
生きているようで
それは
善い悪い
ではなく
わたしたちは
いつだって
人生を
選択できる
ということだった
それは
元夫は
娘たちと
仲が悪いわけでは
ないが
息子だけを
特別
溺愛していて
今は
娘たちも
諦めているが
以前は
娘たちの
怒りや悲しみが
父でなく
弟に
向けられることも
多かった
だから
それは
娘たちや
わたしは
もちろん
息子にとっても
幸せではなく
誰も
幸せではなく
彼のわがままは
ひとを
分離させた
でも
子どもたちとの関係に
差がある経験は
わたしもあった
でも
わたしは
それに
違和感を感じ
わたしの
子どもは
三人で
わたしは
わたしが
差がなく
愛したくて
それが
わたしの
わがままだった
そして
関係に
差があり
子どもたちが
親の愛情を
取り合うのは
それが
有限だからだと
わかり
だから
わたしは
無限を
生きなければいけない
と思った
だから
無限を生きる
今
三人の
子どもたちも
三匹の
猫たちも
亡くなった
メダカの
ミシマちゃんも