愛子:
ああ、わかった
わたし
(無限を生きるだけで)
(りんが絵を描くときみたいに)
りんに
何もすることないんやね
りん:
そう
愛子:
りんは好きに生きて
わたしは
わたしのことに
集中するだけやね
りん:
そう
愛子:
そういうことか…
人間って愛おしいね
りん:
うん
愛子:
でもお父さんには
馬鹿じゃないの?
と思うことあるけどねりん:
・・・
愛子:
ああ、りんは
それすら
愛おしいということやね
りん:
うん
愛子:
わかるよ
お母さんも
そうなってきたけど
腹立つこともまだ
あって
それが
今のお母さんの個性で
それが
りんの個性で
りん:
うん