親友 ⒉ | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.

















ショートスティに勤務していた
1年程前

老衰で
食事が喉を通らず

高カロリージュースを
1日2、3本飲んでいたが

日に日に
飲める量も減っていた

お元気な時は
「東京に行ったら
銀座に行ってみて

昼間じゃなくて
夜ね
昼間とは全然違うから」

なんて
90歳後半とは思えない
ハイカラなことをいう
女性だった



ある時
1人で食堂に
座ってみえたので


横にかけ
話しかけた


映画の話しになり

「風と共に去りぬ」の
クラーク・ゲーブルは
素敵だった


「ローマの休日」は
ヘプバーンが
可愛かった


「わたしね
好きな俳優さんがいたのよ

ジェ    ジェ………………

?????」


「ジェームスディーン!!!!」



何をかくそう
わたしも高校時代
ジェームスディーンに
惚れた♡



わたしのスマホを
一心不乱に

見つめ

キャーヾ(*>∀<)ノ゙✨
キャーヾ(*>∀<)ノ✨
















乙女だった  笑



その後の
夕食の時間には
いつもより
たくさん高カロリージュースが
飲めた



数週間後
その女性は
静かに息を
ひきとった

















わたしと
話した
この数分間は

痛いも
エライもなく

ただ


ただ


楽しかった



2人とも
ハートが開き

今ここ    に
いた


終末期を迎えた時に
共に
素敵な時間を
過ごす事ができ



思い返しても

胸がいっぱいになる✨



























親友と
わたしは













真っ直ぐで
喜怒哀楽が激しく
先陣を切るタイプの
わたしと













物静かで
器が無限で
意志が物凄く強い
親友とは
性格は違うが










大好きで











彼女は
小栗旬くんで
わたしは
手越祐也くんという










若い彼氏がいて
独身なのは
同じ 笑











そして
人生を共有していくと
わたしたちには











障害のあるひとや
認知症のひとや
身体が不自由なお年寄りや
子どもや猫などといると











時々
有り得ない
奇跡が起こる










という
共通点が
あることに気づいた