一昨日
親友と
夜にお茶を
飲みに行くことになり
いつも
どこにお茶を
飲みに行くか
迷うので
もう
行きつけの場所が
あるといいな…
と思った
そして
ふと
鈴鹿市内にあり
独身のころ
何度か行ったことがあり
月に一度の
ライブ以外は
ジャズ喫茶として
営業されている
ジャズハウス
思いだした
そして
この週末は
息子と横浜へ
行く予定だったな…
と思いながら
どじはうすへ
向かった
25年ぶりに
行くそこは
相変わらず
素敵だった
20代前半に
来たときは
背伸びした
大人の憧れの空間
だったが
人生を
一周してきた
今は
それが
とてもしっくり
くるように
なっていて
別荘のような
吹き抜けのある
重厚感のある
建物に
初めて来た
親友は
想像以上だと
言った
日本に
一つしかない
音響システムを持つという
その場所で
生きることそのものが
ジャズのような
交友関係の広い
ママさんの
海外や
芸能人の知人らが
ライブをしていると
言い
その空間は
ママもお客さんも
皆が
時間や
お金や
過去や未来のことも
考えず
まるで
自宅のように
寛ぎながら
個人と
共有の空間を
心から楽しんでいて
わたしは
なんて
豊かなのだろう…
と思った
そうしたら
たまたま
年配の親子が
わたしたちの前に
座り
80歳を
過ぎているという
お母さんは
びっくりするほど
若くて
綺麗で
お元気で
お話をすると
今を生きる
ありのままに生きる
人生はハプニング
人生は好奇心
病院や健康診断は行かない
などと言われ
それは
わたしと親友の
生き方そのもので
笑った
そして今
血縁関係や
何十年一緒にいても
言葉が
まったく通じないひとが
増える一方で
このように
初めて会っても
一瞬で
人生を共有しあえる
ひととの出会いが
加速していて
もう
それは
自然なことなのだろうな…
と思いながら
お母さんと
息子さんで
音楽や人生を共有する
親子に
息子とわたしが
重なり
またここで
会いましょう…
と約束して
別れた