そして
わたしは
コンビニの店員さんに
「息子がいつも
お世話になります
ありがとうございます」
と何度も
挨拶にいった
すると
わたしが
買い物に行くたび
店員さんが
息子の成長を
目を
キラキラさせながら
話してくれるように
なった
そして
わたしは
その息子の成長と
店員さんの
その温かさと
店員さんの
そのキラキラした目が
嬉しくて
毎回こみ上げた
そして
わたしは
挨拶はしているが
息子のことを
こうしてくださいなどと
具体的なお願いは
していなかったのだが
店員の皆さんで
息子のことを話したり
成長を喜んだり
また
新しいスタッフさんが
入ったら
息子のことを話すなど
自ら
皆さんが
チームとなって
息子をサポートして
くれているのを
知ったとき
泣いた
そして
近所だとはいえ
学校とは違い
社会に
それも
障害のあるひとを
迎えいれる体制が
万全ではない
普通の社会に
息子を
送り出すことは
とても勇気が
いることだったのだが
皆さんが
「息子がくるのを
心から楽しみにしている
りんくんに会いたい」
と聞いたとき
わたしは
その場で泣き崩れ
家に帰っても
家族みんなの前で
号泣した
