報い息子の絵画教室の松山広視先生は「人生で悪いことなんて何もないんですよ全て最善なんですよそれ〝が〟よかったんですよ」と言いそれは知識としても体験としてもわかっていることだが わたしはそれを聞くといつも泣いてしまうそれは息子の絵そのもので祝福で愛で直接的でそれ〝で〟よかった ではなくそれ〝が〟よかったでそのときわたしやほぼ全ての人の深くにこびり付いている原罪意識、罪悪感が全て報われたように泣いてしまう