わたしにとっての
息子の絵は説得力
生きた証
それは最初
個人の日記で
だからわたしは
読み手がいようがいまいが
関わらず
綴り続けてきて
それは
今も変わらない
と思いハッとした
だから
わたしが
〝表現したい〟
と思うことは
〝知りたい〟
と思うひとが
この世に
同時にいる
ということだと
思った
でも
わたしには
資格も
名声も
師匠と呼ぶひとも
なく
ひとから
信頼される
と言われる
一般的なものは
何もなかった
何かの組織に
入ったことも
誰かに教えを貰ったことも
あるが
どっぷりでいることは
苦手だったので
素直にそれに
従ってきた
そして
わたしは
わたしの言葉は
目に見えるものを
信じるひとにも
目に見えないものを
信じるひとにも
万人に
通用してほしい
という願いがあった
だから
目に見えるものだけを
信じるひとに
届くためには
わたしが生きた結果得た
〝説得力〟が必要だと
思った
そして
それこそが