学びの夏
雨の金曜日。
昨日は、JAPAN SAKE ASSOCIATION主催のサマーアカデミーに参加してきました
素晴らしい三人の講師の方々のお話を直接伺えるだけでも有り難いですが、
サケエキスパートで学んだことがリアルな話として聞けることがとても興味深く、有意義な時間でした。
講師お一人目、
イタリアンレストラン「Ristrante tono ; 4122」のマダムのお話。
こちらのレストランではお食事に合わせ、ワインだけでなく、日本酒、焼酎を出されているそう。しかもワインはイタリアワインではなく、ニュージーランドなどニューワールドのワイン!
日本酒がイタリアンに合う根拠、実際にお店で出されているメニュー例、ワインと日本酒との置き換えなど
具体的かつ興味深いお話。
イタリアンに日本酒は試したことがないので、目からうろこでした。
講師お二人目
国税庁にお勤めの濱田由紀雄先生のお話。
酒類全体の安全性に関するお仕事やお酒の現場における技術指導、品質審査のお仕事に従事されているとのことで、酵母のお話を中心にしてくださいました。
酵母と酵素、発酵について、サケエキスパートのセミナーで学ばせていただいたことをより詳しく、
ビール、ワイン、日本酒の成分による味の違いや発酵の違いもわかりやすかったです。
三人目の講師は、壱岐島の重家酒造専務及び杜氏の横山太三さん。
焼酎を中心につくられていた蔵で、
28年ぶりに日本酒造りを復活されたお話。
「横山五十」というお酒は、私が普段利用している酒店でもよくみかけていて、気になっていました。
緻密な計算と将来を見据えて動かれてきたお話は、奇しくも先週学んだ
脳科学とも通じるところがあり(脳科学についてはまだ後日書きたいと思います)、その熱意と実行力に感服すると共に感銘を受けました。
と、3つの講義だけでもかなり濃厚ですが、その後の懇親会では、
講師の先生方はもちろんのこと、サケエキスパートの同期や先輩方ともグラスを傾けながらいろいろとお話しました。
ちょっとしたことがきっかけで取った資格でしたが、
その後もこうして学びの場があったり、最新の情報を交換しあえたり、
というのは、自分自身のモチベーション維持にも繋がり、いいな、と思います。
さ、楽しんだあとは、やることもしっかりやらなくては。
仕事します