北の国から 2002遺言 前編 | 鈴 真由. の 色 色 時 々 ☆いろいろときどき☆

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鈴 真由. のつれづれなる日々の色色です。
等身大の完全私的なお気楽よもやまダイアリー Version2。

 

「北の国から」シリーズ最終スペシャルの前編。

これ12月の終わりからずっと放送されていて連ドラで24話。

年明けから毎週日曜がスペシャルでやっとラストまでくるともう3月が半ば!!

長い~~~

ものすごく長い!!

撮影期間も実際に長いけど・・・

一挙を観るのはかなり根性と時間がいる。

わたしは年始に体調を崩したおかげで観はじめた「北の国から」。

もう、感想を書くのも逆に命がけってくらい体力つかうわ。

 

2002年。

私は何をしていたのでしょうか?

すでに15年の月日が過ぎています。

 

 

草太兄ちゃんから引き継いだ牧場経営で純と正吉くんは破たんする。

バブルの頃に拡張した金利を崩壊したあとに取り立てられたら・・・

草太兄ちゃんでも破綻していたと思う。

そのくらい日本の景気も下降してきたのが21世紀。

 

このドラマで何軒目の夜逃げでしょうか・・・

それが、愛子さんと草太兄ちゃんのお母さんだなんて・・・。

でも、こんな紙1枚で逃げられてしまうのがすごい。

リアルでもあるらしいけど・・・北海道では。

 

 

・ユキコおばさん

 

わたし的には一番、幸せな暮らしをしているとおもう。

ずっと見て来ているとこの人が一番わからない。

大卒で働いたの??最初の登場が25歳くらいのはず。

で不倫していて、姉婿の父さんのいる富良野に転がり込み・・

不倫相手が離婚して結婚するが離婚してまた、富良野に戻ってくる。

義理の兄でもない人をたよってきて、仕事もしっかり「ろうそく屋」で店主しているし。

家は父さんに立ててもらって、今じゃ父さんの家の羊の毛をつむいで毛糸を作って織物をしているというスローライフぶり!!

 

 

この人にとっては富良野は最後に逃げ込める場所だったのでしょうか?

血縁でも田舎でもないけど・・・。

ある意味、うらやましい暮らしだ。

わたしも家を建ててもらって、毛糸を紡ぎたい!

こういう暮らしがしたい。

 

 

・ユキコおばさんの息子のダイスケ

 

君はカワイイ時に登場したあと、いきなり「現代人??(いまでは過去・・)の象徴」のようにユキコおばさんの元にあらわれる。

携帯を離さず、誰とも話さず、こんな綺麗なところにいるのにペットボトルを持ち歩く。

携帯がガラケーでとても懐かしい!!

携帯の出会い系サイトで出逢った彼女を待っているという。

 

「古いんだよ!オジン」と父さんに吐き捨てるけど・・・

そりゃ、父さんにはわからないよ。

テキストでしかやり取りしない相手と恋愛感情を持てるとか?

声も聞いたことのない相手と付き合っているとか?

 

父さんは携帯以前の固定電話も相変わらずないのだから・・

携帯を中畑のおじさんに川に投げ捨てられて絶叫していた姿がスマホを離せない現代人みたいだ・・・

 

 

・シュウちゃん

 

宮沢りえが相変わらず綺麗で・・・・

 

 

シュウちゃんがなぜ?純と別れたか?わからなかったけど・・

前回のスペシャルは実家にごあいさつに行く仲だったけど、もう放置プレーで自然消滅というパターンですかね?

だったら、シュウちゃん。

父さんのところに結婚のあいさつなんて来なくていいよ。

しかも神戸に行くという。

4年もあれば違う出逢いもあるけど、あんな田舎のコンビニでどうやったら神戸に行くお相手と出会えるのか?

今となってはなぞだ。

 

 

そして、「来月、お嫁に行くの」なんてわざわざ父さんに言いにこなくてもいい!

ドラマ的にはここでシュウちゃんを綺麗に消さないといけないので登場しているのだろうけど・・。

黙ってお嫁にいきなさい!と思ってしまった。

 

女の20代の4年は大きいからシュウちゃんが悪いわけではない。

でも、最後の手紙と父さんへのあいさつはいらない。

れいちゃんにしろ、どうして結婚の当日とか?前月に純に「ありがとう」なんていうのだろうか?

黙って消えるべきだ。と今なら思うのでした。

 

・リョウコ先生

 

そうでした!

まさかのリョウコ先生の登場。

私も忘れておりました。

20年ぶりだそうです。

20年間変わらず、教職についている先生はすごい。

改めて教員という仕事はすごい!!

 

 

たしかに老けたのかもしれないけど、綺麗です。

20年前が25歳だとして20年たつと45歳。

 

 

2002年のほうが綺麗です!!

教え子に会うって嬉しいことなんだよね。

先生にとっては・・・

UFOと交信していたり、謎な不思議ちゃんでしたが・・・

でも芯のある女性ですよ。

 

そしてこのリョウコ先生の教え子として現れるのが・・・・

 

・ユイちゃん

 

内田有紀はショートのイメージが強いけど、ユイちゃんはロングだった!!

はじめてでこのショットというのは、まさに誘っているけどね。

 

 

リョウコ先生の教え子で純の5歳下くらいということは25歳くらい?

しかも人妻。

 

シュウのテーマにくらべて、結のテーマは優しいけどどっしりとした感じがある。

シュウちゃんが吹きぬけていく口笛だとしたら結ちゃんはやはりオーラスなので大地に根付いたような強さがある。

実際にユイちゃんには「はかなさ」はないし・・。

肝がすわっている。

 

しかし、純の相手は美人揃いすぎる!!

携帯のチャットでやりとりするというのも「れいちゃん」「シュウちゃん」とのやりとりより進化している。

シュウちゃんとだって携帯の時代ではなかったのかな?

チャットで成り立つならシュウちゃんとも別れずに済んだように思うけど・・・・

別の女をだしたかったのか??

まさかのリアル婚とリアル離婚のカップルだし・・

 

 

・蛍

 

先週の白無垢の花嫁は、1週間でヒステリックな母親になっております。

先週とのギャップについていけない。

実際は4年の月日があるので・・・

 

 

正吉くんはもう役者としては登場なしなので蛍は置いて行かれた妻子。

でもこれ、辛いと思うわ。

同じ街に債権者と一緒に住むというのは・・・

しかも夫と兄が債務者なのに・・・。

1人で子どもを育てながら看護師をして働く。

看護婦が看護師になりナース帽もつけない時代になります。

保育園にあずけながら子育てをする蛍は先週の優しい蛍ではなく、父さんに八つ当たりするような追い詰められっぷりです。

実子の快くんとともに出演した最終スペシャル。

この時の子も今では18歳ですよ・・・。

 

・中畑夫妻

 

ず~っとずっと一緒にいた中畑一家。

中畑のおばさんはもう、近所のおばさんのような気分だ。

わたし。

そのおばさんが癌で余命がなくなる。

 

 

スミレちゃんはずっと登場しなかったのに最終スペシャルで出来ちゃった婚で現れる。

スミレちゃんはともかく、中畑ご夫妻はどんなときも側にいてくれたご夫妻で・・・

本当におばさんが若いころから観ているので癌で余命がないなんて・・・

気分的には2002年のオンタイムより重い。

12月からずっとずっと側で何かあればいてくれた人が年老いて病に倒れていく。

おばさんを観ているのも辛いけど・・・

このときのチイチイの演技が迫真なのだ。

 

 

チイチイご自身が奥様を癌で亡くされた直後の演技だったらしく、鼻水たらして涙を流す夫の中にこそ、「愛」ってものがある。

若いころはスナックで浮気もしたさ。>チイチイ

でも長年連れ添った奥さんが癌で余命宣告。

来週は、本当に泣ける。

 

このチイチイですら、もうこの世にいないのが現実。

人の人生って実は短いということも痛感する。

 

・純

 

 

相変わらずのクソっぷり。

たしかに借金に追われて富良野を出て・・・

1人で羅臼で働いているのはわかる。

でも、半年で返済をしなくなる。

 

1500万を月3万で40年以上支払う??

金利なしだろうが!!!

1500万という数字が莫大のようで、東京だと住宅ローンがその3倍くらいあるのが当たり前なので月3万の支払いをしない純はクズだ!!

個人的に支払える力があるくせに借りたものを返さない奴は大嫌い。

わたし!!

正吉は支払っているんだぞ!!

 

その月3万を携帯代につぎこんで出会い系サイトとメールだ??

ユイちゃんとチャットだ??

それで、「家庭がもちたい。帰ると暖かいぬくもりがほしい」なんて相変わらず甘いんだよ!

と蹴飛ばしたくなる。

どうしてこんな男がいいのかな?

ユイちゃん。

冬ソナみたいなシーンは綺麗だったけど。。

ユイちゃんより年上だけど全然、クズだよ!純は!!

 

 

・父さん

 

67歳になるんだそうな。

2002年。

さすがに身体に異変を感じ病院で検査する。

この人が現代的なものの中にいると違和感を感じるくらい「黒板五郎」になりきっている。

 

 

梅干しの種を飲みこんでいるのはホリスティックでもいけないと思う。

消化できないから。。

それを内視鏡でとりだすのは・・・

想像しただけで私も痛い。

 

でも、いままで病気しらずってことはスゴイことですよ。

さすがに60半ばを過ぎたらきびしくなったということでしょうか?

父さんの検査から、中畑のおばさんの癌につながるのだけど・・・。

 

父さんも老けました。

シュウちゃんに頭をさげたときにさすがに頭頂部がうすくなっている父さんをみて・・・

父さんが歳をとってしまった。と思いました。

 

 

子どもが育てば親は年老いるのが当たり前だけど・・・・

そういう年頃なのです。

でも、父さん。

あなたの暮らし方は凄いです。

35年前に電気もない水道もない富良野にもどってきてから、21世紀まで一貫していて・・。

2002年には羊も飼っている。

石の家が美しったらありゃしない。

このずっとあとに日本では震災が起こります。

震災が起こっても父さんの家だったら、大丈夫だったのでしょうか?

ライフラインは大丈夫ですね。

そういうことを倉本 聰は、改めて伝えたかったらしいけど・・。

 

父さんの楽しみは蛍の息子の快くんと遊ぶこと。

 

 

孫ですからね。

そして、実際に子役のころから一緒だった蛍の実子。

本当に孫みたいな気持なのだろう。

 

黒板家をめぐる人々のドラマがついに来週で終わります。

(現実には15年前に終わっているのだけど・・・)

2002年。

私は何をしていたのでしょうか?

2017年。

私は気管支炎から始まりました。

それでも15年生きておりました。

ドラマもわたしも同じ様に時を重ねてきたけど・・・

2002年からは黒板ファミリーとは重ねられなくなるのです。

でもその後15年が積み重なってきたように人の歴史も時代も少しずつ積み上がっているのでしょうね。

 

まだ、遺言の時期ではないけど。。。

わたし。

 

まだまだ。と言っている間に遺言の年齢になってしまうのかな・・?

 

本日は人ごとにターゲットをあててみました。

 

 

鈴 真由

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