こんにちは。 光藤 明美(みつふじ あけみ)です。
子宮筋腫や卵巣のう腫、内膜症などにお悩みの方もいると思います。
心理的には「女性性の否定」が原因のひとつ、とも言われます。
・女って損だと思っている
・女だから・・・と言われるとカチンとくる
・男尊女卑の家系に育った
・長女だった、または、いつも兄弟姉妹の面倒を見る立場にあった
・家では兄や弟、男兄弟がひいきされている
・男性ばかりの職場に在籍している
・シングルマザーだから父親役もやらないと
・女性社長、経営者でひとりでがんばっている
こうした環境で育ったり、女性であることが「甘え」のように思えて誰にも頼らず、「ひとりでがんばりすぎる」と子宮系の不調に現れることがあるようです。
がんばるのは悪い事ではないですが、過ぎるといっぱいいっぱいになり
「もう、これ以上できない」と泣きたくなることも。
女性性の否定って、女性らしさを捨てるとか、拒否するとかではないんです。
もともと、女性性とは「横つながりのエネルギー」と言われています。
横つながり、というのは、家族、友達、ご近所さん、気の合う仲間…など共感しあって、関係を保つイメージです。
「気の合う仲間同志」なのに、ひとり、上から目線であれこれ命令する人がいるとイラッときませんか?
あれは「横つながりのエネルギー」の場なのに「上下のエネルギー」で接してくるせい。
で、女性性の否定と言うのは、この横つながりで共感しあう、助け合うことが「受け入れられない」ことを言います。
自分の近しい人に「助けてくれる?」「手伝ってもらえる?」が、言えない、言いたくない。
自分でできることは「なんでも、全部自分で」やらないと。
だから、いつもひとりでがんばりすぎて、倒れてしまう。
そして後になって
「相談してくれれば、よかったのに・・・」
なんていわれてしまう。
もしかしたら、女性はこうやって、ひとりでがんばりすぎるクセがあるのかもしれません。
多くの人は仕事だけではなくて、家事や育児をこなし、中にはそこに加えて介護までやってる人もいます。
こちらをやりながら、あちら、あちらをやりながら、そちら、と
思考を巡らせて、立体的に動けるのは女性の特性だそうですが・・・
時には
「今日はもう、できない、無理」
「お願いしたい、相談したい」
と、言ってみることも、身体のために大事なことです。
それは決して甘えや弱さではなく、張り詰めた心身を緩めるのに必要なこと。
こういうのも陰陽論の考え方です。
女性性と男性性を、バランスよく整える。
気を張ったら、それと同じくらい緩める。
片方を否定するのではなく、両方必要です。
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